Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

自分の影に怯える人々

2012年10月12日 | Weblog
自分の影に怯える人々が多くなった。

自分の過剰な自意識による、
善意、愛、謙虚さ、自負、正義、正直は、

悪意、憎しみ、傲慢、嫉妬、悪意、嘘として、
鏡のように正確に自分に返ってくる。

そして、己が投げた物と、
返ってきた物とのギャップに恐れおののく。

しかし、実はそれは、
正確に自分の元へ返って来ているだけなのである。

自分の自意識が、
鏡を歪めていることにこそ気づくべきなのである。

自分のところに返ってきた物を投げ返そうとするその刹那に、
自分が今まさに、投げ返そうとしている物をよく見てみるがいい。

それこそが、本当に自分が投げたものの正体だったのである。

鏡の歪みを正すには、
自分の心をまっすぐにするしかない。

それは、つまり、自分のなすべき事を、
粛々と成し遂げていくと言うことである。

誰も見てくれなくてもいい、
誰からも認められなくていい、
誰にも褒められなくていい。

ただ、ただ、一つ一つの小石を
しっかりと積み上げていくと言うことである。
そして、そこに喜びを見いだすと言うことである。

自分の人生の喜びを、
友人でもなく、
自分の幸せを願うでもない他人に左右される必要はどこにもない。





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