Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

子供は子供らしく、大人は大人らしく

2013年05月08日 | Weblog
「らしさ」という言葉が批判された時期がありました。

しかし、青年期にさしかかろうとする
子どもたちの姿を見ていて思うことは、

もっと子供らしく子供時代を過ごせたら、
もっと大きく人間的成長ができるのではないかということです。

のびのびと、
子供は子供らしく。

男の子などは特に、
母親から見れば、
訳のわからないことばかりする
実に馬鹿げた生き物に見えることもあると思います。

でも、それを暖かく見守っていくことが、
将来、自立した逞しい男性に育っていく上で
とても重要なのだと、今、確信を持って言えます。

親は、子供に、大人のように分別があることを求めます。

しかし、小さな子供は、
無分別で、色々な失敗をやらかすものなのです。

そして、時に涙を流して母親の膝に帰ってくる。
しばらくして、安心したら、
また、ケロッと忘れて、
次の冒険にチャレンジしにゴソゴソと動き始める。


そうしているうちに、自立が始まるのだと思います。

父親がいない、母親がいない子どもたちにも、
誰かが暖かく関わって、暖かく見守ることが大切なのです。

その時代があるからこそ、
子供は大人になって、
厳しい状況に立ち向かっていくことができるのだろうと思います。

そして、

大人は大人らしく、
楽しく厳しく生きる後ろ姿を
子どもたちに見せていてかなければならないのだと思います。


こうした問題を一般論にすることは、
もちろん正確な論理ではありません。


しかし、それでも私は、

子供時代に子供らしくあることが、
大人になって大人らしく生きることに
結びついているのではないかと感覚的に思うのです。








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