Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

教育にとって大切なこと

2012年02月04日 | Weblog
教育にとって大切なことは、

彷徨える魂を我が胸にかき抱く覚悟を持つこと。

そんな気がしています。

私たちは、大人が子どもを教育すると思い込んでいますが、

教学同時というのが実際のところです。

教えることは、常に学ぶことでもあります。
学ぶことは、同時に教えることにもなります。


だから、子どもの魂を救おうと思えば、
当然に、親の魂をも救う覚悟が求められるのです。

だから、教育に携わる者は、
人間として深く学び続けなければなりません。
人間として広くなければなりません。

教科の知識の授受のみをもって、
教育をしているというのであれば、
それは、教育の衰退ということに他ならない。
私はそう思います。

教育をすることの大いなる価値と、
その恐ろしさに身震いするほどになって、
はじめて、教育ということが見えてきたと
言えるのではないかと思います。

そして、教師の多くが、
そうした意識を持つに至って、
初めて、教育の復権ということが
その緒に就くのではないかと思います。

私も微力を尽くしていこうと思います。

哀しいことに、
多くの大人たちの冷ややかな姿勢の前に、
私もまた無力な存在ではありますが、

それでも顔を上げて、
一歩一歩、歩いて行こうと思います。

他人のことは良いのです。

私自身が何をして、どのように日々を過ごすのか。

二度と戻っては来ない、今日という日と、
如何に真剣に向き合って過ごすのか。

その確かなことを大切にしていこうと思っています。





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