東京多摩借地借家人組合

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底地転売され、粘り強く組合が交渉し、低価格で買い取る

2018年08月01日 | 明渡しと地上げ問題
 武蔵野市吉祥寺東町で宅地約32坪を賃借していた山崎さん(仮名)は、平成24年1月に旧地主から土地譲渡のお知らせを受け取り、新宿にある不動産業者が突然自宅に訪ねてきた。驚いた山崎さんは近所の借地人と一緒に組合に相談した。

 地代を集金に来た時に今後の交渉は組合を通して行うことを伝えた。 組合が不動産業者と交渉する中で底地の買取りを求めてきたが一貫して拒否すると、その年の11月に江東区の個人の地主に売却し、今度は別の不動産業者が組合を訪ねてきた。

 業者と何回か話し合いを行う中で、4年後に売却する約束で平成26年に20年の契約を更新した。今年に入り、土地売却の話し合い行い、現在の地価相場の13%ほどの低価格で山崎さんが底地を買取り、今年5月に所有権移転の手続きを完了した。最初の新宿の業者が提示した金額と比べても35%ほどで、今の地価相場はさらに値上がりしているため、異例の低価格で購入することが可能となった。
(東京借地借家人新聞より)

底地買い・地上げ問題の相談は

東京多摩借地借家人組合まで

電話 042(526)1094

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