東京多摩借地借家人組合

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「犬と一緒にアパート追い出された」「家賃払えず路上生活になった」コロナで生活困窮 6月6日に電話相談実施

2020年05月29日 | 新型コロナ被害と家賃 住宅支援
https://www.bengo4.com/c_5/n_11276/

新型コロナウイルスの感染拡大は、雇用にも暗い影を落とし、生活苦を訴える人が増えている。こうした状況を受けて、NPOや弁護士
らが、住まい、生活保護、労働、借金など、あらゆる法律相談に応じる無料電話相談を6月6日に実施する。
このグループが4月18、19日に電話相談を実施したときも、「休業手当が出ない」「解雇や雇い止め、売り上げの激減により生活費が
ない」など、5009件の相談が寄せられていた。
5月28日、東京・霞が関の厚労省記者クラブで会見した猪股正弁護士は「夫のDVから逃げてシェアハウスで生活していた人が、コール
センターの仕事がなくなり、家賃が払えず追い出され、路上生活をしているという相談が最近あった。緊急事態宣言は解除されたが、
仕事が始まらない人や、給料が入るまでの生活費がない人もいるだろう。困窮した方からの相談がたくさん寄せられるのではないか」
と話した。

●「犬と一緒にアパートを出され、犬も自分も食べていない」

NPOなどで相談対応をしている現場からも声があがった。
作家の雨宮処凛さんは「路上生活を始めた人がいるなど、深刻さは増している。『犬と一緒にアパートを出されてしまって、犬も自分
も食べていない』という相談もあった。放置されている人がたくさんいる。そういう人の声を受け止めて、国に伝え、一刻も早い対応
をしてほしい」と述べた。
『つくろい東京ファンド』代表理事の稲葉剛さんも、「さまざまな業種において解雇が進んでいる。家賃が払えないという相談が増え
ているし、5月末に派遣切りが増えるという話もある。生活保護のオンライン申請を早急に認めてほしい」と話した。
【電話相談概要】 「コロナ災害を乗り越える いのちとくらしを守る なんでも電話相談会」 日時:6月6日(土)10-22時
0120-157-930(フリーダイヤル)

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