東京多摩借地借家人組合

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ひどい追い出し屋被害 年末に家賃滞納で家財道具すべて撤去される

2009年02月08日 | 追い出し屋被害 家賃保証会社
 昭島市のアパートを借りていた田村さんは、昨年10月の契約更新で更新手数料と火災保険料を立川市の管理会社のシンエイエステートに支払い、2年契約を更新しました。

 田村さんは、その直後の11月分と12月分の家賃を滞納し、12月末まで家賃の支払いを待ってもらおうと12月11日に管理会社に行ったところ、1週間以内に家賃を支払わないと鍵を交換する等の念書を書かされてしまいました。12月18日に仕事から帰ってきたら鍵を換えられていました。仕方なく裏のベランダ側から部屋に入りました。12月28日にいつものようにベランダに回ってみると、部屋の中の荷物は全部かたづけられていました。荷物の中には、テレビ、冷蔵庫、レンジ、仏壇から仕事に使う書類もあって、28日では管理会社にも連絡できず、ほとほと困ってしまいました。友達の紹介で何とか住むところを見つけてもらいました。

 1月5日に田村さんは、2か月分の家賃を持って家財道具を返してもらおうと管理会社を訪問したところ、今度は1月17日までの日割家賃と鍵交換費用に倉庫保管費用を支払えと強要。結局、家財道具は返してもらえず困り果てて組合に相談。翌日組合の定例法律相談があり、弁護士さんを通じ家財道具を返すよう督促したところ、家財道具は返してきましたが、一部紛失されていました。シンエイエステートは、ワンルームマンションの建設と管理でブームの時は話題になった会社ですが、現在は空家が多くなって経営が苦しいようです。会社がすっかり悪質な追い出し屋・不動産会社に変質したようです。



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