花・伊太利

日々の生活に関する備忘録です。

知世ちゃん、喉は大丈夫ですか?

2019-08-25 12:39:03 | Weblog
 夏休み、東京から九州まで車を運転しました。道中聴こうと持ってきたCDを荷物室に置いたままにしてしまったので、最初の休憩までの間、元からセットしてあった原田知世さんの「恋愛小説2」が何回も繰り返されることになりました。

 静岡県のどこかを走っている時、ふと思いました。「こんなに何時間も続けて歌っていて、知世ちゃんは喉が痛くならないだろうか?」もちろん痛くなろうはずはありません。なんで変なことが頭に浮かんだのだろうかと思いつつ、ここらで休もうと次のサービスエリアに入りました。

 トイレ休憩の後、CDを入れ替えて走り出しました。運転しながら、昔も同じCDを繰り返し聴くことがあったのを思い出しました。平成になってまだそんなに経っていない頃、金曜の夜ともなれば、スキー場へ向かう道路という道路が大渋滞になり、それが都内の道路にも及び、東京を出るのにすら何時間もかかったものでした。そうしたある週末、ユーミンを聞きながら夜通しゲレンデを目指したことがありました。ユーミンの歌に「リフレインが叫んでいる」というのがありますが、その夜はCDの「LOVE WARS」のリフレインが10回くらいは続いたような気がします。

 その時は、「ユーミンは喉が痛くならないだろうか?」なんて少しも思いませんでした。思うに、CDの知世ちゃんの喉を心配するなんて、自身歳を取ってあちこちガタがくるようになり、身体を気遣う心性が出てきたことの表れなのかもしれません。そうなると、老いもまた良し。やさしさに包まれた心が生まれるのかもしれません。

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