3.6.1 社会問題への対応
3.6.1.1 エネルギー問題
□電力エネルギーの分散化で電柱の地中化を進め、希少価値化してきた景観を生かし、観光業を自然とマッチした形で振興させていくことも可能になろう。水、自然、景観は、すでに希少な経済財に転嫁してきている。
3.6.1.2 人口減少問題
□東京での交通手段は電気で動いている。そのコントロールは東電で勝手に行われる。人質にとられている。動かないことを基本にすれば、自分たちでコントロールできる。
3.6.1.3 環境問題
□電解によって水素に変換して蓄積するもので、電気自動車の燃料電池にストックしておく。個別に電気を分散保存しておくことになり、自己電源を確保できることになる。太陽光のような自然エネルギーによる不安定電源を補完する役割を担うこともできる。
3.6.1.4 新マーケティング
□消費者を変えていくことです。買うだけの人ではない。自分たちがそれを使って幸せになるのです。技術でエネルギーが心配なくなったとして、人間は幸せになれない。エネルギーを牛耳られていたのでは、幸せではない。自分たちの中で使っていくだけで十分です。
3.6.2 シェアへの道
3.6.2.1 つながる市民
□家族でも国家でもない市民社会の領域が、近代日本社会の歴史のなかに確実に存在してきている。この市民社会が私たちの必要充足にとって重要な意味を持ってきた。市民社会は理念としてではなく、現実としてとらえられなければならない。
3.6.2.2 変質するマスコミ
□監視カメラでは、特定のIPアドレスやサイトのアドレスを知ったうえで、そこに接続しなければ見られなかった。ユーストリームでは、それらの映像を一元的に束ねて、チャンネルをザッピングするかのように、誰でも見られるようにしたわけである。
3.6.2.3 シェアする企業
□所有から利用への流れが加速すると、ある種の身軽さに価値を置く人が増える。リースの利用が増え、住宅にしても賃貸、男女にしても事実婚といった具合に。メーカーは総力を挙げて、人員の配置、店舗での教育を行い、お客様に要望に応えます。
3.6.2.4 理念に基づく行政
□クライシスで、政局は大きく変わる。日本をまともにする。飢饉から、昭和維新が起こり、現実を変えようとした。環境問題も同じです。起こってから、対応するよりも、先に手を打った方がはるかに安くなる。だから、現実を知らないといけない。
3.6.3 つながるツール
3.6.3.1 ソーシャルネット
□まず、点(友達)と線(関係)の集合と言えます。そして、点がどのような特徴を持つかをプロフィールというかたちで説明し、何かしらの仕組みで、点と点とをつなぐ(友達承認)。そして、自分あるいは友達がどのような点と線の関係を保有しているか、を確認することができる。
3.6.3.2 状況把握で助ける
□グーグルの安否情報とマップとお客様情報把握をつなげれば、実際の空間が見えてきます。グーグルはPicasaの文化が役に立った。画像と映像は当たり前の世界です。それをつなぐものは多くあります。皆の意識を変えて、次の世界を考えるためのものです。
3.6.3.3 コラボレーション
□アラブ社会は専制的な共和制で圧迫されてきた。集まることは徹底的に、規制された来た。Facebookなどでつながることができた。テロではない、ソーシャルネットワークでつながるという、新しい方法を見つけた。
3.6.3.4 地域社会と共存
□マーケティングでは要望を聞くことで変わろうとしているが、マスメディアは皆の知りたいことを言っているだけで、大きなところで狂っています。販売店ヒアリングをした時に、これで日本が変わると思った予感は実感になっていません。
3.6.4 変える理由
3.6.4.1 行政を変える
□企業は簡単なキーワード(売るから使うなど)で済む。行政のキーワードを探さないといけない。自分たちで決めるのではなく、市民の意見を聞くことです。経産省のアイデアシステムそのものです。市民の意見に従う、キーワードでいきましょう。
3.6.4.2 地域を変える
□マスコミで決めたこと、市役所で決めたこと、東電で決めたことを市民に押し付けている。それらに対抗する手段を市民は待っていない。ライブラリでの情報共有を元に行動する。
3.6.4.3 環境・社会を変える
□どう見ても、社会を変えるのは無理です。変える夢がなくなれば、次期ネットも意味がない。もう、やめよう。やはり、ここではダメです。ことの本質が分かっていない。結局はつながらない。
3.6.4.4 日本を変える
□少子・高齢化と人口減少社会の先頭に立つ日本は、そうした意味での社会的イノベーションを率先する役目を背負っているのだ。およそ90年後の2100年に実現させているべき理想の日本社会は、かなりくっきりと見えているのではないだろうか。
3.6.1.1 エネルギー問題
□電力エネルギーの分散化で電柱の地中化を進め、希少価値化してきた景観を生かし、観光業を自然とマッチした形で振興させていくことも可能になろう。水、自然、景観は、すでに希少な経済財に転嫁してきている。
3.6.1.2 人口減少問題
□東京での交通手段は電気で動いている。そのコントロールは東電で勝手に行われる。人質にとられている。動かないことを基本にすれば、自分たちでコントロールできる。
3.6.1.3 環境問題
□電解によって水素に変換して蓄積するもので、電気自動車の燃料電池にストックしておく。個別に電気を分散保存しておくことになり、自己電源を確保できることになる。太陽光のような自然エネルギーによる不安定電源を補完する役割を担うこともできる。
3.6.1.4 新マーケティング
□消費者を変えていくことです。買うだけの人ではない。自分たちがそれを使って幸せになるのです。技術でエネルギーが心配なくなったとして、人間は幸せになれない。エネルギーを牛耳られていたのでは、幸せではない。自分たちの中で使っていくだけで十分です。
3.6.2 シェアへの道
3.6.2.1 つながる市民
□家族でも国家でもない市民社会の領域が、近代日本社会の歴史のなかに確実に存在してきている。この市民社会が私たちの必要充足にとって重要な意味を持ってきた。市民社会は理念としてではなく、現実としてとらえられなければならない。
3.6.2.2 変質するマスコミ
□監視カメラでは、特定のIPアドレスやサイトのアドレスを知ったうえで、そこに接続しなければ見られなかった。ユーストリームでは、それらの映像を一元的に束ねて、チャンネルをザッピングするかのように、誰でも見られるようにしたわけである。
3.6.2.3 シェアする企業
□所有から利用への流れが加速すると、ある種の身軽さに価値を置く人が増える。リースの利用が増え、住宅にしても賃貸、男女にしても事実婚といった具合に。メーカーは総力を挙げて、人員の配置、店舗での教育を行い、お客様に要望に応えます。
3.6.2.4 理念に基づく行政
□クライシスで、政局は大きく変わる。日本をまともにする。飢饉から、昭和維新が起こり、現実を変えようとした。環境問題も同じです。起こってから、対応するよりも、先に手を打った方がはるかに安くなる。だから、現実を知らないといけない。
3.6.3 つながるツール
3.6.3.1 ソーシャルネット
□まず、点(友達)と線(関係)の集合と言えます。そして、点がどのような特徴を持つかをプロフィールというかたちで説明し、何かしらの仕組みで、点と点とをつなぐ(友達承認)。そして、自分あるいは友達がどのような点と線の関係を保有しているか、を確認することができる。
3.6.3.2 状況把握で助ける
□グーグルの安否情報とマップとお客様情報把握をつなげれば、実際の空間が見えてきます。グーグルはPicasaの文化が役に立った。画像と映像は当たり前の世界です。それをつなぐものは多くあります。皆の意識を変えて、次の世界を考えるためのものです。
3.6.3.3 コラボレーション
□アラブ社会は専制的な共和制で圧迫されてきた。集まることは徹底的に、規制された来た。Facebookなどでつながることができた。テロではない、ソーシャルネットワークでつながるという、新しい方法を見つけた。
3.6.3.4 地域社会と共存
□マーケティングでは要望を聞くことで変わろうとしているが、マスメディアは皆の知りたいことを言っているだけで、大きなところで狂っています。販売店ヒアリングをした時に、これで日本が変わると思った予感は実感になっていません。
3.6.4 変える理由
3.6.4.1 行政を変える
□企業は簡単なキーワード(売るから使うなど)で済む。行政のキーワードを探さないといけない。自分たちで決めるのではなく、市民の意見を聞くことです。経産省のアイデアシステムそのものです。市民の意見に従う、キーワードでいきましょう。
3.6.4.2 地域を変える
□マスコミで決めたこと、市役所で決めたこと、東電で決めたことを市民に押し付けている。それらに対抗する手段を市民は待っていない。ライブラリでの情報共有を元に行動する。
3.6.4.3 環境・社会を変える
□どう見ても、社会を変えるのは無理です。変える夢がなくなれば、次期ネットも意味がない。もう、やめよう。やはり、ここではダメです。ことの本質が分かっていない。結局はつながらない。
3.6.4.4 日本を変える
□少子・高齢化と人口減少社会の先頭に立つ日本は、そうした意味での社会的イノベーションを率先する役目を背負っているのだ。およそ90年後の2100年に実現させているべき理想の日本社会は、かなりくっきりと見えているのではないだろうか。