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未唯への手紙

未唯への手紙

地域コミュニティを作るには

2011年12月18日 | 3.社会
考えてほしい

 こういう何もない時には、皆、ネットで遊んでいる。それが時間つぶしです。かつインフラ潰しです。何もないことから考えればいいのに。この天気で運動しない人は考えるしかない。

 なぜ、そこに、どういう意思がは働いているのか。意思が見せようとしたものに全て、気づいたかどうかがポイントです。

奥さんがいたら

 奥さんは来なくてよかった。オーロラに興味がないから、この長い時間をどう過ごすのか。ラップランドの町も北欧のふつうの町だから、見るべきものはない。奥さんは大きな自然みたいなものが見たがっている。

 奥さんが来ていたら、ずっと、ゲームをやっていたのでしょう。それでも満足したかもしれない。

 さて、どこへ行きましょうか。帰らないというわけにはいきません。実感がないです。

ロバニエミ図書館再考

 ヘルシンキ図書館の2015年計画はネットで調べます。

 11時開館なのに、9時半に行っても、市民が本を読むところはふつうにオープンされていた。市民が図書館を支えているのです。本を読むだけと、調べる所と滞在する所が皆、分かれています。

 最大はこの天候との関係です。宇宙船の図書館の灯かりはこうこうと付いています。我々は何を捨てられるかです。

オーロラを確実に見る

 天候関係なく、オーロラを見るには、宇宙飛行士になるしかない。昔の手塚治虫の昔のマンガを思い出しました。太陽が西から昇るのを夢見た少年がいました。彼は宇宙飛行士になって、太陽が西から昇る太陽を見た。そんなようなストーリーでした。そこまでの意識がある人はいないでしょう。

地域コミュニティを作るには

 夫々の国で、図書館が中心になったり、宗教が中心になったりします。地域が一番、冴えるものを中心にしていけばいい。宗教はグローバルという基本があります。ただし、排他的な要素を持っています。できるだけ、オープンにして、いつでも変われることが必要です。

 その一つとして、企業があります。フィンランドもノキアとつながっています。日本は産業立国というファクターは離せないから、メーカーと新しいモデルを作っていけばいい.豊田市はそのサンプルを目指すべきです。

 その覚悟はキッチリと持たないといけない。これがネットの世界とつながっていきます。その感覚はあります。端末はさほど、多くないけど、AV資料なども配置されている。歴史は一つの部屋になっている。このジャンルごとの部屋の作りは独特です。それよりも場を提供しているということです.ただし、話し合う場はなかった。それは彼らにとっては図書館ではないのでしょう

図書館を維持するには

2011年12月18日 | 6.本
忍耐強い日本の女性

 イメージのためならば、それを人にそれを言うためならば、人間が我慢強く、動けるということです。それを示したオーロラ観察の日本人です。何しろ、一目みたいということもあるけど、ここに来た以上、見たい。そのために、次を待つことはいやだ。何が何でもみたい。

 この思いの女性が殆どです。男性は合理的に割り切ります。主体は女性です。何が何でもやり遂げるエネルギーです。これは社会コミュニティで活用できます。今の組織の中で、旅行していると、女性の力が変わって来ているのを感じます。女性は自由に行動している。組織を破るには何かが必要です。

 その一つがオーロラなんでしょうね。こんなもんだと言う世界を見せる、または見たいというイメージを作り上げることです。行政を変えるためには何が必要なのか。市民コミュニティからの要望を示すことです。二つ目は、その要望を自分たちで作り出していく。自分たち作り始めることです。三つ目は、その行為そのものを他のコミュニティに示すことです。

図書館を維持することから考えたこと

 今回、分かったことで大きいことは、維持することの困難さと容易さです。皆が集まってくれば、維持せざるを得ないです。また、維持することができます。

 税金が高いからできるのではなく、意識が高いからできるのです。維持は進化そのものです。

 福祉国家は自分たちがどう参画するかによって、決まるのでしょう。税金を多く払っているので、行政に頼っていては、やることがなくなります。

 フィンランド人は郊外にセカンドハウスを持ちます。それが一つのバリエーションになります。土日には街にはいないというカタチです。そういう文化です。この鬱陶しい天気からすると、そういう世界も必要になります。

 では、日本の文化ではどうなっていくのか。文化を変えるしかないでしょう。お上に頼るという文化では、多分できない。税金を増やしても、お上が勝手に使うだけです。自分の手元には戻ってきません。今の健康保険等がそうなっています。預けるのはいいけど、どう使われるかには関心がない。殆どが無駄になります。

 ギリシャのように、文句を言うとか、行動にするようなことはしません。身内に行政マンがいれば、自己規制します。何しろ、世界との関係がそういうところでは何もコミュニケーションされていない。

 電気代一つとっても、高すぎます。専門家は言うけど、市民は意識しない。自分のクローズの世界で完結します。それでおしまいです。自己完結というのは、自分の周りだけが興味の対象ということです。家族まで、含めばいい方です。家族はバラバラです。バラバラにされた上で、発言しなければ、これほどやりやすい相手はいません。何が起こっても、自分たちで決めれば、言うことを聞くのだから。

 問題はそれで幸せかどうかです。また、幸せになれるかどうかです。文句を言わない分、お金がたまるでしょう。行動しないのだから、皆のために、それを使わないし、自分のためにも使わない。

 ああいう図書館が維持できるのは、憂鬱な気候からできるのでしょう。ギリシャはそうはいきません。ギリシャの時は図書館がキーになりえない。考える場所が異なるのでしょう。アーモンドの木の下には多くの人は居られないけど。ギリシャが考えられるのはどうしたらいいのか。

 いい図書館は維持されて、進化しようとしている.進化の先は社会ライブラリです。本があるだけでなく、そこを場にして、変えていくことです。

幻想の世界も使いよう

 ここのサンタクロースも幻想です。トナカイも幻想です。どう見ても、空を飛べそうもない。オーロラも幻想です。バーチャルなら、いくらでもできます。それを天に描くことはできます。いまの薄明かりだから、スクリーンになります。

 サーミ人の子どもの絵を見ると、トナカイの絵がうまいです。小さなトナカイの絵なのに、画面一杯にトナカイが走っています。だけど、トナカイ牧場のトナカイは大きな顔をした動物です。

 結局、待つする生活です。生物学で反応を待つようなものです。同じように、暗い中で、寒い中で20人ぐらいが待っている影は異様でした。コミュニティもそうだけど、作るだけではダメです。待っているだけではダメです。そこからどこへ行くのかを渡さないといけない。

歴史は作るもの

2011年12月18日 | 4.歴史
未唯へ

 HISの二人は道を迷って、図書館に着いたそうです。ア・アールトは知らなかったけど、デザインはすごいと言っていた。

 外は、また雪みたいです。きれいになっています。11時になったら、遊びに行きましょう。今年は暖冬です。異常気象でない。

 この国に災いを起こさなくて、よかった.6ヶ月見ないと分からないけど。エジプトでは、その時に兆候を感じたし、ギリシャと時も影響を受けました。

要約のチェック

 3.8については、地域コミュニティ論に向けて、再構成します。どんなコミュニティがあるのか。社会編全体でカバーします。前の方は適当にして置きます。前の方は、社会コミュニティに対する経緯です。

 歴史の第8章は完全に組替えです。社会と同じことを言ってもしょうがないから、政治形態がどう変わるのか、地域コミュニティから政治を変わる所までをおさらいします。

 日本だけでなく、各国の状態がどうなっているか。エジプトとかトルコが地域コミュニティが拡大していく様を描きます。あたかも、ムスリムが拡がって行く。中国も、あの大きなままでは動きが取れなくなります。インドも変わっていきます。日本はそれを見て、最後に変わろうとします。間に合うかどうか分からない。

 それと同時に、国の大きな塊ができていきます。国という名目のもとでの超国家です。EUとアメリカとロシアは夫々の周辺国家を取り込むが、地域コミュニティをベースにすると、緩やかなつながりになります。シベリアは日本・中国の東シナ海国家群に吸収されます。地中海はトルコを中心にして、南欧・アフリカ諸国が入ります。イスラエルが入ると理想的です。

 生活パターンを一緒の地域が連携を取ります。今までの国家論理と異なる、地域の論理です。それで安定します。こういう暮らしがしたい、これが我々にとって、幸せだというところから、地域が連合して、国がついてくるというカタチです。

 最後に、超民主主義というカタチで、全体がまとまっていきます。それを維持するのは環境問題などの課題です。超国家と地域コミュニティがどのように連携する姿を書きます。最後のこのカタチになる、デカルト空間に対して、近傍系をどう展開するかを述べます。種明かしです。

 これは文書を書く時と一緒です。夫々の項目をまとめていって、全体のトーンを決めていくのか。カントはどちらから作ったか分からないけど、頭から作ったのでしょう。私にとっては、上から作って、下をまとめて、上を作っていくのがわかりやすい。

 ということはまとめ方次第で、様相は変わってくる。位相が変わってくる。近傍は一緒でも、組み合わせのトポロジーで変わってくる。元々のインバリアントが重要になります。

 歴史の8章は、やはり、歴史を作ることがテーマになりそうです。歴史は作ることができる。作ろうとしようとできない。

 日本が変わることで、世界がこう変わるだけでなく、日本が変わらなくても、世界が変わることで変えることになる。その結果、どうなるのか。これ以外の道は、多分、不幸につながります。

 それは超国家における管理の強さです。地域の多様性は全て、否定されます。ギリシャにIMFを押し付けても、国はいいかもしれないけど、市民とか地域はダメです。自分たちにあったものを探し出して、それを訴えていく、エネルギーがいかに働くかです。

 グローバルからやる分には、歴史は適当に動いていきます。ローカルからやる場合は自分たちで作り上げていくしかない。その中で、自分たちがやれるところをどうしていくのか、それで世界をどう変えていくのか。

 その部分はあまり、市民が認識しなくてもいいような仕組みにしておかないといけない。ただし、考えるのは、そこまで考えます。そこまで考えるのは、教育しかない、生涯学習でしょう。それに耐えられる国民を持つところが上位に来ます。

次の頂

 次の頂は生涯学習を超えて、社会コミュニティでしょう。理想の図書館、理想の設備、理想の司書、そして市民。いい環境でやっていることを、どう活かしていくのかについては、今回は見えなかった。

 コミュニティを考えた時に、自分たちの調べる所、コミュニケーションをする所は必要です。ラップランド人の所に人が来ていないのは残念でした。あそこをコミュニティセンターにしていかない。ラップランドの州都だから、大きい所は大きい。本来、やるべきところは市役所関連なのでしょう。そのための補助としての図書館です。