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今日はセプテンバー・イレブンです

未唯へ。今日は9・11(セプテンバー・イレブン)です。歴史に残る日時です。「月面着陸の時にどこに居た」「阪神大震災の時は…」のような感じです。ところが、会社のエレベータであった男性(60歳)に9.11を尋ねたが、反応はなかった。そんなものです。

この職場は「世間離れ」をしていると思っています。民社党圧勝もリーマン・ショックもピンときていない。自分の狭い「仕事の範囲」でしか見ていない。

想像力に欠けている。ETCシステムのトラブル対応している人が居るが、民社党の「高速道路無料化」が実現すれば、ETCシステムそのものが崩壊するぐらいは頭の中でつなげてほしい。室長も「売る」ためのシステムを作っても、社会が変われば、役に立たない。2015年の社会イメージがなくて、三カ年計画は無意味です。

9.11は、私にとっては、記念すべき日です。この日を境に、自分がいかにものを知らないかを痛感して、興味のレベルを倍に上げました。アフガニスタンのことも、ジハードのことも、アメリカの体制のことも知らなかった。無関係を思っていた。

読書量が倍にすることで、国の歴史とか、中東の地理に対する知識を探り始めました。また、二日前に暗殺された、マスード将軍のこと、彼の写真を撮り続けていた日本人カメラマンのことも知りました。現在の「未唯への手紙」の実質的な開始日です。世界がどのように作られ、どの方向に向かっているかを探り出してきました。

今日は金曜日で、先週借りた本を返すために、たまたま、『倒壊する巨塔』上・下をもって来ました。バスの中で9・11に気付いて、当日の模様部分を再読していました。マスードたちは、事前に飛行機でのテロをアメリカに警告していた。

その際に、噂になっていたコードネームは「ビッグ・ウェディング(大いなる結婚式)」でした。殉教者の命日は同時に、天国で処女たちにから出迎えをうける結婚の吉日でもある。価値観が異なる世界です。

夜は、「ワールド・トレード・センター」の映画をテレビで流していました。1機目がぶつかった所から始まりました。その先は「勇気」と「家族愛」です。そして、最後に、「次は軍人が必要になる。報復するために」で終わっていました。

何となく、「アラモの砦」の戦いをイメージしました。この虐殺を口実に、メキシコからテキサスが生まれた。
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