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リアルコムの感想

未唯へ。リアルコムのセミナーを受けに東京まで行きました。主催者の説明はほとんど聞かずに、そこから流れてくるバックグランドで、自分の頭で考えていました。

内容としては、企業システム(エンタープライズ)はインターネットでのWeb2.0に刺激により、革新が求められている、まずは、既存システムの中に、「集合知」と「マッシュアップ」の機能を入れましょうというものです。

「集合知」とはBlog、SNS、Wiki、サーチなどのユーザの自主的な情報発信を集合させることで、売上向上・業務のスピードアップを図ろうというものです。

「マッシュアップ」はマッシュアップポータル、RSS、アクティビティログ、メタデータなどの社会サービスを利用し、社内シスムと効果的に連携することで、変化適応力の向上・システム構築のスピードアップを図るものです。

そんなことを聞きながら以下のようなことを感じました。

 ①ノーツなどのイントラネットのアプリはローカルの存在になってしまって、グローバルのGoogleなどの攻撃に晒されている
  ノーツはローカルの世界を守ってきたが、local meets globalで、今後の方向性を見失っている。この答は、ローカル=ノーツ、グローバル=Googleのマトリックスを作ってみれば、持続型の循環の絵ができる

 ②マッシュアップは「ポータルの社内メール」を発展させれば、かなり近いものになる
  単なるメールではなく、つなぐための道具として、「社内メール」にブログのアイデアを入れれば、販売店のニーズに十分対応できる

 ③「集合知」よりも「集約知」が我々は必要であり、それはポータルのコンテンツで可能になる
  「集合知」というのは、個人が発信すると同時に、集合したものを理解するリテラシーが前提です。店舗のスタッフにそれを求めるのはムリです。

スタッフが行動するには意見を集約することが必要です。一枚の紙が全てを語るようなものに情報を集約することです。人間の知恵ならばできます。ポータルを使えば、一枚の紙のコンテンツを様々な見せ方ができます。

リアルコムなどの先行するシステムからアイデアをもらって、実質的なシステムを作り上げていきましょう。うまくタイミングが合えば、彼らの仕組みを採用することもできます。
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