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今後のシステム開発者へのメッセージ

未唯へ。システム開発者の仕事が大きく変わろうとしています。それを理解しない人が多すぎます。そういう人へのメッセージを送ります。

きっかけは、電算部の人間が我々の販売店へのコンテンツ活用の場に同行して、ヒアリングしているのを聞いていて、彼らは従来の枠組みの中でしか考えていないと思ったからです。変わらないといけません。

私が電算部に居たときには、「人と育てるために、システムを作る」という風潮があり、さまざまな試みを自由にできたし、システム全体も見えていた。

現在は、数学的なシステム思考をベースに、会社だけではなく、社会のこと、歴史認識、将来構想まで視野に入れています。

現在の電算部は、自分のシステムしか見ていない。それでは方向を誤ることになるし、作れば作るほど、不幸になっていきます。作ることから使う方へ変わる時代になろうとしています。

だから、今から電算部で仕事をしていく人に、私がどのように仕事をしているのか、何を感じ、何をしようとしているのかのメッセージを送ります。サンプルとしてはサファイアでの企画です。

 ①サファイアの基本はローカルがグローバルに出会うことです
  ・今までのシステムはローカル(販売店内)の中であったが、グローバル(販売店ネットワーク全体)からアプローチを可能にしています
  ・グローバルは機能を提供するが、コンテンツはローカルで対応する方法を初めてとります

 ②ローカルのさまざまな知恵の生かすことがポイント
  ・グローバルの機能でコンテンツを生かすには、ローカルからのアプローチだけが有効。AGTL={TL⇒AG}
  ・電算部の役割の一つは、ローカルでの機能活用を手伝うことです。つまり、ユーザによるマニュアル作成を支援することです。システムを作ることはグローバルに任せておけば良いです。

 ③AGTL={TL⇒AG}からのまとめることが求められる
  ・個別の活用(TL⇒AG)をグローバルの見方からまとめてAGTLとして展開する
  ・これができると、ローカルとグローバルの循環が始まる。TL⇒AG⇒TG⇒AG⇒TL⇒AG⇒・・・となる。

彼らがこれを理解するかどうかは、彼らの資質です。最後に伝えたいのは、「今は大きく変わろうとしている時です。その時にあなたはどちらにつきますか。」
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