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Think Globally, Act Locallyの本当の意味

未唯へ。Think Globally, Act Locallyを省略して、TGALと読んでいます。元々は英語で書いた時に「l」の配置が分からなかったので、省略していました。そこから、T-GALsというチーム名も生まれました。

今日、枝廣淳子さんのブログを検索していたら、「とやまの木で家をつくる会」主催で、講師は環境ジャーナリスト枝廣淳子氏で、演題は『Think Globally, Act Locally 「地球」の環境は、「身近」な森の足もとから』の講演内容が載っていました。ここでもTGALが使われています。この「Think Globally, Act Locally」を分析します。

これには、①TG⇒AL、②AL⇒TG、③TG⇒(AG⇒TL)⇒ALという3つの意味があります。

 ①TG⇒ALはEUが全体構想を出して、各国がそれを実施するイメージです。
  それぞれがバラバラでやるのではなく、誰かが考えて、自分達はそれに従うイメージです。日本のように「以心伝心」の文化がないと、指示待ちになるます。
  うまくいっているところは、③のパターンに自然に移行している時です。

 ②AL⇒TGはマトリックスの流れに合っています。ローカル(例えば、市町村)で実現している様々な試みをグローバル(例えば、県とか国)を吸い上げて、施策にするようなものです。
  エコットで言えば、インタープリターが具体的な行動することで、市役所が何をすべきかが分かり、政策にあげていくものです。
  それが具体的なメリットとしてインタープリターに来るためには、③のプロセスが必要となる。

 ③TG⇒(AG⇒TL)⇒ALがマトリックスで考察することで、新たに見つかったパスです。このパスでTGALの本来の意味が分かり、AG⇒TLの重要性が再認識できました。
  環境問題での大きな目標に対して、グローバルな次元で「思いをカタチに」した(TG⇒AG)後に、それをローカルで自分たちの問題として、どうすればいいのかの知恵を出す(AG⇒TL)。そこで決まったものをローカルで具体化していく(TL⇒AL)というものです。
  AG⇒TLの橋渡しするのがファシリテーターで、私の役割です。

12月22日に、枝廣さんの講演の時に、TGALがどれを指すのかを聴きましょう。
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