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厚岸にて〔「名寄にて」のパクリです〕

釧路泊です。飛行機は14時です。だから、12時くらいまで、時間が空いています。8時から根室本線で厚岸(あっけし)へ行ってきました。

昨日の会議で、厚岸の店舗に光回線だけでなく、ADSLの回線がなくて、「要検討」でネックになっていたが、8月に店舗を閉鎖したので、問題はなくなったということであった。本当に問題がなくなったのか? こういう地域とどのようにコミュニケーションをとっていくのかが私のSa-ポータルではないか?

そういうことで、この厚岸を電車で見に行くことにしました。何もないことを確認するためにだけに行くことにしました。どんなさびしいところなのか、を確認するために。

釧路から約50分です。1両の電車には半分ぐらいは座っていました。その間、こういう田舎でのマーケティングを考えていて、駅に着く前に一つのアイデアが浮かびました。Web2.0で言うところの「テール」のマーケティングです。これはまた、別の機会に説明します。

厚岸には駅員がいました。どうも、ここは牡蠣の産地みたいです。来週には牡蠣まつりみたいなものが開かれるみたいです。帰りの電車は35分後です。時間はありません。

閉店になった店舗を探して、国道パイパス沿いを歩き出したら、道脇に『本の森 厚岸情報館』という建物がありました。『本』と書いてある以上は通り過ぎることは出来ません。そこは気持ちの良さそうな図書館でした。

開館は電車の出た10分後の10時です。だから、職員用入口から入り、見せてくれるように頼みました。快くOKです。写真とムービーを撮り捲くりました。楽しかった。10年前に、今の教育長が中心になって作ったそうです。

店舗が廃止になるような町にも、地域活動が息づいているし、釧路市図書館よりもいいものを作り上げていることを実感した。やはり、「どこでも図書館構想」と「店舗でのお客様(市民)とのコミュニケーション」を最終的につなげないと、お互いに幸せになれない。そのために、Sa-ソーシャルの必要性を感じました。

やはり、来てよかった。何かがつかめるものです。釧路空港には2時間前に着いて、出発ロビーに入り込んでパソコンをゆったりとやっていました。昼休みで、空港の女性スタッフが待合椅子で寝ていました。観察・観察
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