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今日は9・11

今日は9.11です。テレビでは「回天」と「特攻」(タイムスリップ)をテーマにした番組の放映を行うみたいです。どうも、日本の「神風」はテロリストではないと言いたいみたいです。「愛国」「故郷への思い」がそうさせたと言いたいみたいです。だけど、あれは「愛国」の結果です。「愛国」と「国を愛する」ことは違います。

9.11はMu-BOXの展開完了の打ち上げで、珍しくWATさんとタクシーで栄の焼肉屋に行った日でした。十分食べて、幸せに家に着いたときには2機目の直前でした。そのときに感じたのは、これは多くのものの「結果」だということです。

「イスラム教」が生まれ、中近東などの厳しい環境の中で、それは養われ、生きてきた。イスラエルの写真を見ても、本当に赤土しかありません。1970年以降の「神の恵み」のオイルと本来持っていた素朴さとの間のジレンマを抱え、本来持っていた特異点が拡大され、増殖された結果です。

それに対して、アメリカの感情は完全に「原因」です。これが始まりです。真珠湾のときと同じように、自分たちで追い込んでおきながら、国民に対しては、自分たちの受けた損失だけを述べるやり方です。アメリカはあまりにも、多様な人々から成り立つゆえに、面倒くさい「結果」に対する「原因」を探すことはしないし、できません。だから、そこを出発点とするのです。

あの14人がどういう思いで突撃していったのかの思いが、その当時の私にはわからなかった。日本のように、「お母さん!」だったのか、独ソ戦のように、うしろに自軍の銃殺隊がいて、無理やり突撃していったのか、イスラムの思いから行ったのか、あまりにもイスラムもアフガニスタンも知らなかった。

それが大きな原因で、2002年はそれまで年間600冊だった本の借出冊数が年間1000冊になりました。今年は目眩とか、病気にならない限りは1500冊になりそうです。おかげで、さまざまなことを理解しました。ものごとを「原因」にして、行動することに対しての対抗策も若干つけることができました。
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