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3.社会科学-2.法律-3.憲法⇒323.14

『憲法九条を世界遺産に』323.14オオを読みました。本を見ていると、勝手に目が動いていきます。これは「速読の極み」ではなく、めまいです。だから、あまり集中できていません。

内容は爆笑問題の大田光と中沢新一の対談を本にまとめたもので、「理想社会の具現を目指したアメリカ人と戦争を起こすまいと固く決意した日本人との奇蹟の合作、日本国憲法。特に9条は次第にその輝きを奪われつつある。この奇蹟をいかにして次世代に伝えていくべきかを問う、熱い対論。」です。

「偶然」の極みで生まれたことを大切にすることが「未来」につながるという持論の私にとっては、この本を得られたことは重要なことです。偶然、生まれた日本国憲法が60年間、押し付けられたものとか、日本文化に合わないとか、「普通の国」になるために邪魔だとか攻撃されてきたが、『政府に対する命令である』憲法の位置づけと、「偶然」を守ろうとする人々の思いで生きてきた。

「自然観察の森」で、インタープリターの草花に対する説明を聴いていると、草花の一つ一つの特徴には、それぞれに意味があり、それゆえに生き抜いてきたことが感じられる。小さな偶然が大きな環境の変化に適応して有様を教えられる。そこで、偶然の変化をその外のものが「単に違う」からとつぶしたら、その種そのものが絶滅していた。

今日、借りてきた新刊書(27冊)の中には『憲法は、政府に対する命令である。』323.14ラミと『憲法9条の逆襲!』323.14ツジを借りてきました。大田も含めて、NDC=323.14です。これは3〔社会科学〕-2〔法律〕-3〔憲法、行政法〕を示すコードです。今後、このコードは重要です。

ちなみに、余分ですが、こういう3桁とか4桁の番号が出てくると、それを割る作業をしてしまいます。通学の名鉄電車の番号では必ずやっていました。素数×素数ならラッキーです。

政府が「被害者意識」からの改憲の意思を決め、マスメディアが取り巻きをする状況です。また、市民も「イラク人質」のような「国民総意」のパッシングを行うでしょう。これは「沈黙の螺旋」状態を作ろうとするやり方です。これに対応するには、いつでも考えて、いつでもしゃべりだすことです。つまり、自分自身を『思考停止』にさせないことです。
これを「未唯への手紙」の第4章の「歴史」にも載せます。
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