阪神電車御影駅⇓は、1905年(明治38年)4月12日、阪神本線の開業と同時に開業した駅です。
2009年3月20日に阪神なんば線が開業して、近鉄奈良線との相互直通運転が開始されましたけど
直通列車である⇑快速急行は、開業後も引き続き当駅を通過します。理由としては、
ホームが急カーブ上にあるため1両あたり21m級の近鉄車両では停車すると、箇所によっては
車両とホームとの隙間が大きくなりすぎて乗降に危険が伴うためです。
また、ホーム有効長が短く、はみ出てしまう上に延伸も不可能であること等が挙げられています。
そのため、近鉄車両の運用も含まれる快速急行は、御影駅を低速で通過します。
ちなみに、御影駅は⇑直通特急・阪神特急・区間特急の停車駅ではありますが、
今昔に渡って快速急行の停車駅になったことは全くないのです。プラットホームは
急カーブ上に存在するため、構内通過速度は35km/hに制限されています。
快速急行や回送車などの通過時は、低速でも激しい軌鳴りが生じています。
停車中の車両とホームのすき間が、一部広く空いている上にホームの幅員自体も狭く、
阪神電車の駅の中では特に危険な駅といえますね。
4月20日(土)、阪神本線御影駅を通過することがあったので、あらためて記事にしました。