高麗橋桜花 徒然日記ー料理人はどこまでできるのか ー

「高麗橋桜花」店主・「大阪食文化研究所」主宰森田龍彦のブログです。どうぞご贔屓にお願い申し上ます。

第12回 オーガニック料理教室

2008-02-22 | 料理日記

今週の日曜日は、12回目のオーガニック料理教室でした。

 会場はオーガニックショップの一角で、陳列されている野菜のために暖房が効いていないので、室内でも結構冷えます。。

 今回はひな祭りが近いので、ちらし寿司をご自宅で作ってもらえるようにしました。 寿司酢のあわせ方から・酢蓮根・乾ししいたけの艶煮を披露。
 この基本のご飯・食感の蓮根・旨みのしいたけ、3つがちゃんと作れたら、後はいくらでもオリジナルのちらし寿司が出来ますよ。

 それと、もう一品。菜の花の酢味噌かけ。
 やはり、菜の花を食べると春を感じますね。
 酢味噌は、和食のプロも重宝して使う玉味噌(練り味噌)から作りました。すべて、プロと同じ作り方ではありませんが、かなり良い出来のお味噌となっております。菜の花は茹でた後、水に漬けずに冷ますのが私流です。

 最後に、さむい中、お越しくださった方への感謝の気持ちと一緒に、おまけで菜の花を湯がいた湯に、少し味付けをして菜の花の葉を浮かべて、お澄ましに。菜種の香りに少し昆布の風味、あとは塩梅さえちゃんとしていたら、充分に美味しくなるのですよ。  
 
 今回のような寒い日でもずっと参加してくださる方や、完全防寒で参加してくれる方、また次回も楽しみにしてまよ、っと声をかけてくださる方もいて、ほんと嬉しくなりました!!

Image072  料理をおいしく食べてもらうことが出来るって、ほんと嬉しいことだな。。でも、だから、もっと料理の事を知りたいと強く思います。
 (画像は少しずつ余ったもので撮影しました。)

 料理教室終了後、大有研のスタッフと打ち合わせ。
 来期は若手も融合して、更に大有研の活動を地に足がついたものにしていきたいと思っています!!目標は輪かららせんへ。継続は力なりです

 今回特に好評だった乾ししいたけの艶煮の作り方と練り味噌の作り方をご紹介します。

 乾ししいたけの艶煮ー乾ししいたけ 50g:しいたけの戻し汁600cc:砂糖90g:濃口醤油80cc:味醂少々

  

    乾ししいたけは溜めたお水できれいに掃除して、水に漬けて戻す。

    戻したしいたけと戻し汁、砂糖を鍋で中火で煮る。

    10分程したら、醤油を数回に分けて加える。

    出汁が煮詰まって味が染みたら、少量の味醂を加えて完成。

  練り味噌の作り方ー白味噌500g:酒60cc:味醂60cc:砂糖65g:卵黄4個:砂糖130g

    酒:味醂:砂糖を鍋で合わせ、7割くらいまで煮詰める。

    味噌と卵黄2個を混ぜ、①を加えてモッタリするまで強火で混ぜる

(焦げないように)

    モッタリしてきたら、残りの卵黄2個を混ぜて、中火でしばらく混ぜる。

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