高麗橋桜花 徒然日記ー料理人はどこまでできるのか ー

「高麗橋桜花」店主・「大阪食文化研究所」主宰森田龍彦のブログです。どうぞご贔屓にお願い申し上ます。

七夕のつれづれ。

2015-07-08 | 日記
今週はスタッフの片原さんが体調不良のために
お休みです。
今のところ、とてもゆっくりな一週間なので、
全然大丈夫なのですが、少し度を超えております。。
ぜひお越しに際には一報を頂けましたら幸いです。

さて、今年の七夕で18回目の結婚記念日を迎えます。
私が大学卒業後、22歳で駆け落ちして、
職も家族も失って 本当に二人ぼっちからのスタート。
当初は倒壊した171のバイパスの突貫工事で
深夜の交通整備をしてました。
真っ暗で、車も通らない道路で、
ただじっと立っている。ほんと自分そのままの状況でした。

なんとか肉の卸の会社に拾われて、
人並みに生活が出来るまでに2年。
入籍をしたのが、7月7日でした。
これも別にロマンティックな理由ではなくて、
当時は日曜日しか休みが無かったこと、早く新婚家賃補助が
欲しかったからです。

当時は親の言い分なんて耳に入りませんでしたが、
今自分が親になってようやく、その気持ちが少し理解出来ます。
本当に若気の至りです。。
駆け落ちなんて恰好良くも、ロマンチックでもなんでも
ありませんので、悪しからず。。

そして、今でも何が一番心残りかと言えば、
妻のウエディングドレス姿を
御両親に見て頂けなかったことです。

新婚旅行も式さえも出来なかった二人ですが、
せめて記念に写真だけはとフォトスタジオを予約しました。

その話を私の数少ない友人の中でも、
本当に無二の親友が聞きつけ、入籍の日にお祝いのパーティーを
開いてくれました。
お互いの中・高・大学の友人が本当に沢山
参加してくれました。

今でも親友を初め、参加してくれたみんなへの感謝の
思いは心の中にずっとあります。

そして、妻には本当になにの贅沢も、ええ格好もさせてあげられ
なくて、今も女将さんという重責を背負ってもらっています。

ただ、この七夕の日に願い事があるなら、
どうぞこれからもよろしくお願いします、
という とても厚かましいお願いです。

あっ、妻へのプレゼント、忘れた。。。。
妻がワインとプレゼントを用意してくれてるみたいなので、
そろそろ帰宅します!!

今日も皆様 お疲れ様でした!!


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