みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

挑戦

2012年03月09日 | ヤコブの手紙
ヤコブの手紙1章1-11節


 きょうは、ブログの更新が遅くなって失礼いたしました。
 午前中は、月一度伺う川越の特養ホームの礼拝でメッセージの奉仕。
 ケアハウスの礼拝を終えて、特養ホームに行きますと、今朝お亡くなりになったKさんのお別れの会を、礼拝の中に行なうということになりました。
 Kさんはいつも礼拝の前の席にお座りになり、ニコニコしてみことばに耳を傾けておらた方です。

 メッセージは私。準備してきた聖書箇所から「神の愛による完全な守り」についてお伝えしました。
 メッセージが終わると、一人一人がKさんのご遺体の所に来てお別れです。信仰によってすでにKさんは主の御許におられるのですが、笑顔の素敵なKさんの顔を何度もさすったり、じっとながめたり、「さよなら」と一言おっしゃったり、それぞれがお別れをなさいました。ここでは、生活しておられた方がお亡くなりになると、きちんとみんなでお別れをするのです。
 お別れの様子に、感動しました。「死は生活のちょっと先にあるのだ」ということを改めて思いました。

 「みことばの光」。きょうからヤコブの手紙を読みます。
 この手紙は、「さまざまな試練に会うときは、それをこの上もない喜びと思いなさい」との勧めから始まります。ここに、信仰者への挑戦があります。
 信仰を持った。試練が訪れた。あわてるな。恐れるな。試練には目的がある。信仰を成長させ神の前に完全な者とする。こんな励ましを、手紙の初めの文章から受けます。

 きょうの「勧め」にも取り組んでみましょう。それから、まだでしたら、「ヤコブの手紙を読む前に」もぜひお読みください。


 
 


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