霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

異色な「産直」

2010-11-27 19:59:19 | 産直
昨日見学した盛岡の「小さな野菜畑」は異色な「産直」だった。
通常の産直商品と併せて県内は勿論全国各地から仕入れた物も販売し品揃えが豊富だった。
それに北国の産直では致命傷となり勝ちな「冬場の売上げ確保」にも工夫を凝らしていた。

売り場面積はそれほど広くないもののPOPが個性的で面白かったし、商品のネーミングもユニークだった。
例えば、岩泉産の炭は「祝炭(いわいずみ)」と言ったセンスで名前だけでも買いたくなるようなネーミングとなっていた。


(夕陽を浴びた柳には既に冬芽(とうが)が膨らんでいた)

以下印象に残った経営者の方のコメントは以下のとおり。

・ 消費者ニーズに合わせたら自分の首を絞める。自分の味覚、自分の好きな物を作って出荷する。
・農業改良普及センターに勧められた作物は供給過多となり値が下がるのは必然。
・ オリジナル商品にこだわる。少ないロットの場合はオリジナリティが特に大切。
・ 勝たないまでも負けない商売。
・ 農業を地域の人に伝えるのが直売所の仕事。
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