鶏の飼料は数カ月に一度程度の纏め買いをしているが、先日、久し振りに
コメリで購入しようとしたら「広告の品」として一袋20kg1980円となってい
た。
記憶は定かではないが前回は1300円程度だった。
店員に「通常の価格はいくら」と尋ねたら「2200円です」とのこと。
なんと倍近い大幅な値上げとなった。
鶏の餌としては購入飼料だけでなくオカラ、クズ米、クズ麦、クズ野菜等
も毎日与えているが、それは餌代を節減するだけでなく「美味しい卵」を
提供したいがためで、鶏舎内を自由に動き回れる「平飼い」にこだわっている
のも同様である。
経営効率のみを考えた場合は「購入飼料のみを与えるゲージ飼い」の方が遥かに
有利であることは言うまでもない。
しかし、我が家のような餌の与え方でも飼料の価格高騰は大きな痛手となる。
当分は現在の販売価格を維持したいと思っているが、最終的にはスーパー等の
価格を参考にしつつ「値上げ」に踏み切ることになるのかもしれない。
「物価の優等性」と言われ続けて来た鶏卵は、アニマルウェルフェアの関係から
いずれ価格が見直されると予測していたが、その前に「物価高」の影響で前倒し
される雰囲気となった。