霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

N君

2014-11-21 20:46:09 | 仲間
高岡に住むN君は研修時代のバレーボール仲間。
高い打点から重いアタックを打つスーパーエースで、セッターの私は
彼に打ち易いトスを上げることに専念するだけでよかった。

頑健な肉体とワイルドな面構えに似合わずコートを離れると緻密で繊細
なキャラクーの持ち主だった。
その彼が急遽決まった名古屋~富山~松本の電車時間を調べ、氷見の
温泉旅館も予約してくれた。


 (富山湾を眺めながら朝食)

「あれから40年」で変わるのは女性だけではない。
若い頃は比較的無口な方だったN君が旅館では勿論のこと車を運転しながらも
よく喋った。
お蔭で地元の「伝統の祭り」の世話役等をしながら孫子に恵まれ堅実で幸せな
人生を歩んでいることを十分に理解することが出来た。

肝臓結石で九カ月も入院したというのを聞いていたので「お見舞い」を兼ねた
つもりだったがその心配は無用だった。

翌朝、氷見の大きな「魚の産直」で買い物を済ませた後、N君夫妻は高山まで
車で送ってくれた。


(今の季節の日本海に「晴れ」は期待できない。有名な「雨晴海岸から見える
 立山連峰」に二人がタイムスリップできたのはN君の配慮)


♭ 立山に 両の掌合わせ せめて便りが 噂が欲しい ~ 

山形時代に覚えた成世昌平の「はぐれコキリコ」を思い出した。
コメント
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