中村晃子や黛ジュンといったいわゆる “ひとりGS” の懐かしさ溢れるサウンドを聴いていると今度は本家のグループサウンズの曲を聴きたくなってくる。 GS というのはごく一部のビッグネームを除いてヒット曲の数が限られているのでオムニバス盤で聴くことがほとんどだ。私の場合、GS のオムニバス CD はこの「栄光のグループ・サウンズ」を含めて3枚持っていて、それらを CD-R に編集し直して聴いている。
私が初めて GS というものを意識し、系統立てて聞いたのは高校生の時で、当時 FM 大阪の深夜放送でやっていた「懐かしの GS 名曲リクエスト」という特番をエア・チェックしたのがきっかけだった。いわゆる曲別の人気投票である。当時の私はジュリーが元タイガース、ショーケンが元テンプターズ、ムッシュとマチャアキが元スパイダース、という程度の知識しかなく、 “リクエストベスト10なんかジュリー人気で殆どタイガースで埋まるんちゃうか?” と思いながら結果発表を聞いたのを覚えている。その時のテープは今でも大事に取ってあるので、Top 10 を書くと...
1.ブルー・シャトウ(ジャッキー吉川とブルー・コメッツ)
2.エメラルドの伝説(ザ・テンプターズ)
3.花の首飾り(ザ・タイガース)
4.想い出の渚(ザ・ワイルドワンズ)
5.長い髪の少女(ザ・ゴールデン・カップス)
6.モナリザの微笑(ザ・タイガース)
7.夕陽が泣いている(ザ・スパイダース)
8.シーサイド・バウンド(ザ・タイガース)
9.青い鳥(ザ・タイガース)
10.小さなスナック(パープル・シャドウズ)
まぁ10位以内 に4曲も送り込んだタイガースも確かに凄いが、それ以上に私が魅かれたのが①(←エド・サリバン・ショーに出てたとは知らなんだ...)②(←タックスマンなベース・ラインに注目!)⑤(←鈴木邦彦の才気煥発!)といったコテコテの GS 歌謡ナンバーで、その哀愁舞い散るマイナー調のメロディーはあれから30年経った今でも私の心の琴線をビンビン刺激する。これら哀調曲の良さが分かる日本人に生まれてホンマに良かったなぁと思う今日この頃だ。続いて11位以下はというと...
11.君だけに愛を(ザ・タイガース)
12.銀河のロマンス(ザ・タイガース)
13.白いサンゴ礁(ズー・ニー・ブー)
14.廃墟の鳩(ザ・タイガース)
15.スワンの涙(オックス)
16.学生街の喫茶店(ガロ)
17.亜麻色の髪の乙女(ザ・ヴィレッジ・シンガーズ)
18.あのとき君は若かった(ザ・スパイダース)
19.僕のマリー(ザ・タイガース)
20.たどりついたらいつも雨降り(モップス)
という結果だった。⑪はタイガースの中では断トツに好きな曲で、アップテンポ曲が好きな私としては⑧はともかく何でコレが③⑥⑨みたいなバラッドより下やねんと納得いかない(>_<) ⑮は「そんなヒロシに騙されて」の元ネタっぽいメロディーが好きなのだが、さすがに間奏のセリフだけは小っ恥ずかしくて聴いていられない。この曲に限ったことではないが、曲中に歯の浮くような喋りを入れるのだけはカンニンしてほしいわ。⑳のモップスはGSの中では一番ロックを感じさせる大好きなグループで、24位に入った「朝まで待てない」と共に大好きなナンバーだ。
順位は低いがそれ以外で個人的に大好きなのが26位のザ・ジャガーズ「君に会いたい」(←後半部で My baby won’t you, won’t you see again...と英語詞にスイッチする所が好き!)、30位のザ・テンプターズ「神様お願い」(←クワタ・バンドのカヴァーもオススメ!)と57位のザ・テンプターズ「おかあさん」(←“オ~ ママ ママァ~♪” が呪文のように脳内リピートします...)なんかがお気に入りのナンバーだ。
テクニック面では稚拙かもしれないが、GS の甘酸っぱいメロディーとヘタウマなバンド・サウンドには、何十年経っても我々の心を惹きつけてやまないマジックが潜んでいる。GS の全盛期は1967~68年あたりだと思うが、GS であれ歌謡曲であれ、この頃の邦楽はまるで時代を映し出す鏡のように生き生きとした生命力に満ち溢れており、たまらなく魅力的だ。昭和ってホンマにエエ時代やったなぁ... (≧▽≦)
ブルーシャトー(ブルーコメッツ)
ザ・テンプターズ/エメラルドの伝説
ザ・ゴールデン・カップス 長い髪の少女
私が初めて GS というものを意識し、系統立てて聞いたのは高校生の時で、当時 FM 大阪の深夜放送でやっていた「懐かしの GS 名曲リクエスト」という特番をエア・チェックしたのがきっかけだった。いわゆる曲別の人気投票である。当時の私はジュリーが元タイガース、ショーケンが元テンプターズ、ムッシュとマチャアキが元スパイダース、という程度の知識しかなく、 “リクエストベスト10なんかジュリー人気で殆どタイガースで埋まるんちゃうか?” と思いながら結果発表を聞いたのを覚えている。その時のテープは今でも大事に取ってあるので、Top 10 を書くと...
1.ブルー・シャトウ(ジャッキー吉川とブルー・コメッツ)
2.エメラルドの伝説(ザ・テンプターズ)
3.花の首飾り(ザ・タイガース)
4.想い出の渚(ザ・ワイルドワンズ)
5.長い髪の少女(ザ・ゴールデン・カップス)
6.モナリザの微笑(ザ・タイガース)
7.夕陽が泣いている(ザ・スパイダース)
8.シーサイド・バウンド(ザ・タイガース)
9.青い鳥(ザ・タイガース)
10.小さなスナック(パープル・シャドウズ)
まぁ10位以内 に4曲も送り込んだタイガースも確かに凄いが、それ以上に私が魅かれたのが①(←エド・サリバン・ショーに出てたとは知らなんだ...)②(←タックスマンなベース・ラインに注目!)⑤(←鈴木邦彦の才気煥発!)といったコテコテの GS 歌謡ナンバーで、その哀愁舞い散るマイナー調のメロディーはあれから30年経った今でも私の心の琴線をビンビン刺激する。これら哀調曲の良さが分かる日本人に生まれてホンマに良かったなぁと思う今日この頃だ。続いて11位以下はというと...
11.君だけに愛を(ザ・タイガース)
12.銀河のロマンス(ザ・タイガース)
13.白いサンゴ礁(ズー・ニー・ブー)
14.廃墟の鳩(ザ・タイガース)
15.スワンの涙(オックス)
16.学生街の喫茶店(ガロ)
17.亜麻色の髪の乙女(ザ・ヴィレッジ・シンガーズ)
18.あのとき君は若かった(ザ・スパイダース)
19.僕のマリー(ザ・タイガース)
20.たどりついたらいつも雨降り(モップス)
という結果だった。⑪はタイガースの中では断トツに好きな曲で、アップテンポ曲が好きな私としては⑧はともかく何でコレが③⑥⑨みたいなバラッドより下やねんと納得いかない(>_<) ⑮は「そんなヒロシに騙されて」の元ネタっぽいメロディーが好きなのだが、さすがに間奏のセリフだけは小っ恥ずかしくて聴いていられない。この曲に限ったことではないが、曲中に歯の浮くような喋りを入れるのだけはカンニンしてほしいわ。⑳のモップスはGSの中では一番ロックを感じさせる大好きなグループで、24位に入った「朝まで待てない」と共に大好きなナンバーだ。
順位は低いがそれ以外で個人的に大好きなのが26位のザ・ジャガーズ「君に会いたい」(←後半部で My baby won’t you, won’t you see again...と英語詞にスイッチする所が好き!)、30位のザ・テンプターズ「神様お願い」(←クワタ・バンドのカヴァーもオススメ!)と57位のザ・テンプターズ「おかあさん」(←“オ~ ママ ママァ~♪” が呪文のように脳内リピートします...)なんかがお気に入りのナンバーだ。
テクニック面では稚拙かもしれないが、GS の甘酸っぱいメロディーとヘタウマなバンド・サウンドには、何十年経っても我々の心を惹きつけてやまないマジックが潜んでいる。GS の全盛期は1967~68年あたりだと思うが、GS であれ歌謡曲であれ、この頃の邦楽はまるで時代を映し出す鏡のように生き生きとした生命力に満ち溢れており、たまらなく魅力的だ。昭和ってホンマにエエ時代やったなぁ... (≧▽≦)
ブルーシャトー(ブルーコメッツ)
ザ・テンプターズ/エメラルドの伝説
ザ・ゴールデン・カップス 長い髪の少女