津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■御恵贈御礼「天下一のかぶき者・織田左門」

2021-01-17 21:40:17 | 書籍・読書

 ご厚誼をいただいている「大阪の陣豊臣方人物事典」の著者・柏木輝久様から、この度上梓された「天下一のかぶき者・織田左門」をご恵贈賜った。

                                                       

   実は「大阪の陣豊臣方人物事典」も拝受しており、誠に有難く重ねてのご恵贈に深甚なる御礼を申し上げる。
序論には笠谷和比古氏の「かぶき者の時代」があり、その後の本文は410数頁におよぶ大部である。
「大阪の陣豊臣方人物事典」の著者であられるから、主人公である織田有楽の息である主人公織田左門についても、よく御存知であろうとは思うが、このように素晴らしい内容でよくぞ上梓されたと、ただただ驚くばかりである。
皆様の読書欲に満足のいく答えを与えてくれる佳書であると信じ、ご推薦を申し上げる。

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■細川小倉藩(461)寛永六年・日帳(十二月十日~十一日)

2021-01-17 12:20:44 | 細川小倉藩

                      日帳(寛永六年十二月)十日~十一日

         |
         |        (ママ)                        

         |    十日  賀来
         |
小々性下々ノ切米 |一、御小々性岩田彦十郎・山路喜内、下々御切米之 御印少書様悪敷候付、 御印取なをし可被申通
ノ御印書様悪ク取 |             (皆川)        (抹消)                                 
直シ       |  申候而、 御印弐枚、治アニ相渡申候也、(花押)
         |  (田川郡)                     (武次)
敷松葉九十九俵岩 |一、岩石ゟ参候松葉九拾九俵請取申候由、牧丞太夫与一丸勘左衛門尉申候也、
石ヨリ来ル    |
         |                          (坂崎)
諸方ヨリ進上ノ梨 |一、方々ゟ進上之なし七十二、つゝませ置候へと申候而、一角方ゟ坊主ニ持せ被越候を、栗田與兵衛
ノ処置      |  ニ渡候処、與兵衛改候ヘハ、十二ハ殊外ちいさく候間、いかゝ可仕哉と申候、余少分ニ候間、当
数不足ス     |  分御遣候様ニと申候而、かへし候へと申渡候、数九十と御座候へ共、七十二ノ外無之候、十八不
         |  足之由申候、それも持来候玄斎と申坊主ニ被尋候へと、申渡候事、
         |  (安岐浦、国東郡)                       (加室、周防大島郡)
加室ニテ破損舟ノ |一、あキ浦之吉左衛門尉舟、かむろにて破損ニ付、野村孫兵衛罷上、埒明下候、諸切手高原茂兵衛被
処理       |  下候様ニと申ニ付、切手弐枚・書状一つ孫兵衛にて茂兵衛ニ遣候事、
小々性下々ノ切米 |一、御小々性衆山路喜内・岩田彦十郎、下々之切米・御扶持方之 御印、坂崎一角ゟ申上、取候而被
扶持方ノ取直シ方 |  差越候処、年号月日も無之、其上喜内下々ニハ御扶持方之員数も書付無之候付、此段被申上、年
年号月日ナシ   |  号月日御前にて書付候而給候へ、無左候へは渡申儀不相成通、皆川治アを以申遣候ヘハ、年号月
         |  日も御扶持方なとの員数も、御奉行所にて書付候へと、治アを以上被申聞候へ共、此方ニ留置申、
         |  御印を此方ニ而また書付を仕儀、中/\不罷成候間、其方ニ而一角殿御吟味之上、御書付候而被差
         |  越候へと申て、治アニもとし申候、此段々申談候時ハ、奥村少兵衛・加来二郎兵衛・安東九兵      
         |  衛居申候、又宗像清兵衛も有合候而、様子被聞届候也、
         |   
         |一、坂加右衛門ゟ上ルなし十五、栗田與兵衛ニ、生嶋平三郎被相渡候也、
 

         |        (ママ)                        
         |    十一日  
         |
         |           
赤頭ノ小鴨ヲ上グ |一、佐分利作左衛門与今川勘十郎、そねの御普請ニ参居申候処、去七日之日、赤頭の小鴨壱つ川ニ
         |           〃
         |  なかれ御座候を、見付申申由にて、持参仕候間、山本仁介ニ相渡候へと、申付候事、
         |             〃
忠利放鷹     |一、今朝、夜明候而ゟ、御鷹野ニ被成御出候事、
         |    (有吉英貴)
忠利有吉英貴邸ニ |一、今晩は頼母殿へ被成 御座筈候候事、
臨ム予定     |
灘小早ノふた仕ル |一、御なた御小早ノふた仕御奉行、歩ノ御小性林源太夫・原孫介也、但、奉人加々山権左衛門所へ右
         |                             〃
奉行       |  両人遣候也、

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■史談会1月例会

2021-01-17 10:00:24 | 熊本史談会

 昨日は熊本史談会の1月例会が開催され、新しい年度からの新役員の陣容も調い、将来の骨組みが見えてきた。
これで心置きなく、事務局を退くことができる。
そこで今回は「熊本史談会15年の歴史と、私のインターネットサイト」という題でお話をさせていただいた。
地震のさい一部資料が失われてしまったのではないかと思っていたが、整理をしてみると過去のすべての資料が出てきて、これをまとめたのが、■熊本史談会例会と資料一覧  その一 ■熊本史談会例会と資料一覧 そのニなのだが、ほぼ皆勤で出席してきたし、振り返って眺めてみると、よくぞ続いてきたという深い感慨がある。
前任の中村勝先生の7年余のご苦労の後を引き継いだのだが、こうして新しい時代に向かうとき色々なご意見が飛び交うのを聞いていると、よくぞ8年間やってこられたという感謝の気持ちしかない。

 いつもの事ながら史談会を終え帰宅すると、ぐったりしてしまいブログのタイピングさえ億劫になり、10時なると早々ベッドにもぐりこみ何と10時間も寝込んでいた。

 今年度の残り二か月を勤めあげたら、今後も一会員として皆勤で出席したいと思っている。
私は、このブログの中に色々と史談会の資料を残しているが、今後は是をまとめて簡単な冊子にでも仕立てみようと思っている。

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