東アフリカ・ソマリア沖の海賊対策に派遣される海上自衛隊のP3C哨戒機2機が28日、特別編成された航空部隊員36人を乗せ、拠点となるジブチに向け、海自厚木基地を出発した。月内にも現地に到着し、3月に派遣された護衛艦と連携、6月上旬にも日本関係船舶の護衛任務に入る。
北朝鮮の不審船や中国の艦艇を監視するP3Cが、実際の任務で海外派遣されるのは初めて。北村誠吾・副防衛相の訓示後、留守家族や日本船主協会の関係者ら約700人が見送った。隊長を務める福島博1等海佐は「海賊の保持している武器もしっかり把握し、国民の負託に応えたい」と抱負を語った。防衛省は周辺の航行船舶に対する情報提供や各国の哨戒機部隊との連携も検討している。
アデン湾では護衛艦「さざなみ」と「さみだれ」が、タンカーや貨物船と船団を組んで航行。護衛艦の搭載ヘリコプターが上空から海賊船を警戒しているが、「早期発見による抑止と排除」を重視する海自は、より長時間の飛行が可能で、攻撃を受けにくい安全な高度から広い海域を監視できるP3Cを派遣することにした。P3Cの派遣部隊は海自隊員約100人と、ジブチ空港で機体の警備などに当たる陸自隊員約50人。護衛艦部隊と合わせると500人以上が海賊対策に従事することになる。
@しっかり任務を全うして欲しいものだ。
北朝鮮の不審船や中国の艦艇を監視するP3Cが、実際の任務で海外派遣されるのは初めて。北村誠吾・副防衛相の訓示後、留守家族や日本船主協会の関係者ら約700人が見送った。隊長を務める福島博1等海佐は「海賊の保持している武器もしっかり把握し、国民の負託に応えたい」と抱負を語った。防衛省は周辺の航行船舶に対する情報提供や各国の哨戒機部隊との連携も検討している。
アデン湾では護衛艦「さざなみ」と「さみだれ」が、タンカーや貨物船と船団を組んで航行。護衛艦の搭載ヘリコプターが上空から海賊船を警戒しているが、「早期発見による抑止と排除」を重視する海自は、より長時間の飛行が可能で、攻撃を受けにくい安全な高度から広い海域を監視できるP3Cを派遣することにした。P3Cの派遣部隊は海自隊員約100人と、ジブチ空港で機体の警備などに当たる陸自隊員約50人。護衛艦部隊と合わせると500人以上が海賊対策に従事することになる。
@しっかり任務を全うして欲しいものだ。