民主党の地震対策本部の幹部が、海外でゴルフをしていたことがわかった。被災地からは反発の声も上がっている。
フィリピンの首都マニラ市郊外にあるゴルフ場「セント・エレナ ゴルフクラブ」で5日、キャディーを2人従え、ゴルフをするのは、民主党の地震対策本部の副本部長を務めている石井 一副代表。この日、石井氏は、傘が必要なほど晴れ渡った空の下、ゴルフに興じた。ラウンドを終えた石井氏に記者が直撃すると、「震災後は来ていない。初めて」などと、最初は穏やかに対応していた。
しかし、記者の質問が厳しくなると、「あのなあ、あんまりその調子にのって書くなよ。調子にのって書くなよ。お前この、どうのこうのって、ここで毎日のようにゴルフしているとかって。用事できているんだから。その間に、少しぐらい息抜いているということですからね」と語った。
日本フィリピン友好議員連盟の会長でもある石井氏は今回、フィリピンを訪問し、政府の当局者と意見を交換した。
その息抜きに、ほかの民主党議員らとゴルフをしていたという。なお、石井氏のウェブサイトには「趣味はゴルフです」と紹介されていた。
石井氏がプレーしたゴルフ場は、フィリピンのNo.1ゴルフ場に選ばれたことがあるという名門ゴルフ場だという。
現地の旅行会社の人は「メンバーシップのゴルフ場なので、なかなかわれわれは、プレーしたくても、プレーさせてもらえないんです。コースがきちんと整備されていて、メンテナンスがしっかりしている。メンバーの方たちが、それなりのハイエンドの方たちが、メンバーになってらっしゃる。(料金は?)400万円ぐらいじゃないですか。メンバーの会員権を買う場合です」と語った。石井氏らの行動について、被災者は「こっちはこういう災害になっているのに、本当に無責任だね」、「わたしとしては最低。国会議員になる資格はないんじゃないか」、「民主党はそんなもんじゃないの。危機管理なんて全然なっていない」などと、続々と批判の声をあげた。
今回の問題に、民主党幹部は、「まずいよな、党役員だもんな」、「本当に自覚がない。批判されてもしょうがない」などと語った。石井氏は4月24日、「これだけの未曽有の国難にあたっているわけですから、それを1日も早く、解決するということであって。民主党政権は必死になってやっているんですよ」と話していた。
党の地震対策副本部長が、海外でゴルフをしていたという問題を抱えることになった民主党。
石井氏は、7日にも帰国する予定。
@口蹄疫の発症が確認された時、名古屋の赤松広隆農水大臣(当時)は、昨年のやはり同じ時期だった4月30日から5月8日まで長年左翼運動をしてきた自分へのご褒美として憧れだったキューバのラウル・カストロ(フィデル・カストロの弟)との写真撮影の為に公費を使い立場を利用して態々キューバを訪れ、コロンビア麻薬組織メディジンカルテルと会談、その合間を見てゴルフに興じていたようですが、帰国後それがばれて、「ゴルフをして何が悪い」と開き直っていましたね。石井先生も開き直っているようですが、そりゃやっぱり国民よりゴルフが大事でしょ。