あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

カタツムリ歩行 流山おおたかの森(千葉県)

2007-10-23 21:37:06 | カタツムリ歩行
 2007年10月20日(土)

 JR武蔵野線とその近くの鉄道沿線を、カタツムリの
ようにゆっくりじっくりと歩いている、カタツムリ歩行の
10月例会に参加した。



 集合はつくばエクスプレスの流山おおたかの森駅。
東武野田線の駅とも交差している。

 先週、別のグループで歩いた、新鎌ヶ谷駅同様、ここ
も新しい駅なので、駅周辺は区画整理中である。

 駅前に、高島屋やイトーヨーカドーの食品館、紀伊
国屋書店、ロフト、ナムコなどの入った大規模複合施
設が出来ていた。近くには、3棟の高層マンションも
ほぼ完成していた。

 駅を出て、南側のその複合施設前やマンションの近
くの公園を抜ける。古くからあった池は雑草に覆われ
つつあったが、わずかの水面にダイサギが立っていた。

 駅名になっている「おおたかの森」のかなりの部分は、
つくばエキスプレスの高架造成で消え、残りは線路の
西側になるが、今日は回らず、線路の東側を南へ向か
い、市野谷の散在する住宅地を目指す。


 コスモスが色鮮やかに咲く畑の先の道路沿いに、太
いクヌギが10本ほど並んでいる。

 その通りを南に進むと温室が3棟あり、クリスマスの
花、鉢植えのシクラメンがたくさん咲き始めている。

 オーナーの坂巻さんの話では、6000鉢ほどあり、
近くの県道沿いに直売所もあるとのことだった。


 少しだけの屋敷林の間を抜けると、ご夫妻でみずみ
ずしいホーレンソウを収穫しており、その先の畑では、
キクがたくさんつぼみをつけ、間もなく咲き出しそう。

 畑にいた奥さんの話では、食用菊もあり、品名は
「もってのほか」というのだそうだ。

 再び屋敷林の間を抜け、県道の先を少し進むと、行
き止まりに。トップのやまさんは、竹林の間を下り、や
ぶこぎをして小さい流れを越える。同行の数人も後に
続き、やぶを上がって畑に出た。


 このあたりは、流山市と柏市との市境が入り組んだ
ところ。畑に出ると、南側に雑草地と豊富な森が見下
ろせ、柏市とは思えぬ、緑あふれる景観である。


 畑の先で新興住宅地を抜ける。住宅の一角で、自宅
前に植えたトウガラシを収穫していた。


 カブの若葉がみずみずしい畑もある。


 南に進み、カトリック豊四季教会横を下って、先ほど
の流れの下流に出た。畑の隅で蜂蜜を直売している。

 この近辺や、柏市、我孫子市などで10万匹のミツ
バチが集めたとのことで、レンゲ、アカシヤ、ナノハナ、
ソバなどの花からの、はちみつを販売していた。

 流れに沿って畑と雑草地の間を進む。すぐ先には、
大根やキャベツ、レタスなどの農産物を並べた無人
販売所もある。

 その先で、林間の道へ上がろうとしたら、故障した
乗用車が立木に止まっていた。

 上の道から進んできたが、立木の下は階段になっ
ていて下りられず、急ブレーキで停車したのだろうか。
この付近の道路不案内な人の仕業らしい。


 その林間を進み、畑の先にある今日のゴール地、
天形星(てんぎようせい)神社に12時15分に着いた。

 江戸時代初期の創建で、この地、野々下と長崎
の氏神様。杉やケヤキ、カヤ、桜などの豊富な樹林
に囲まれ、社殿も趣がある。

 参道には古い石碑が並んでいる。社殿横にシート
を敷いて昼食にした。

 いつものように事務局のDさんが記念撮影後、
ミーティング。

 山浦敬子さんのオカリナ演奏に合わせ、秋の歌を
みんなで合唱し、13時20分頃散会した。

 帰路、私はひとりで南西に向かう。流山総合公園、
つくばエクスプレスの流山セントラルパーク駅、総武
流山電鉄の平和台駅を経て、江戸川左岸に出る。


 千葉・埼玉県境の流山橋を渡り、14時50分に
JR武蔵野線三郷駅に着いた。

(天気 快晴、距離 8㎞、地図(1/2.5万) 流山、
 歩行地 流山市、柏市、三郷市) 
コメント (2)
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