さわやかな秋空に恵まれた今日は、カタツムリ歩行
会の例会で、つくばエクスプレス、流山おおたかの森
駅に出かけましたが、まだ先週のレポートが2つ残っ
ているので、そちらを先に報告します。
========================
2007年10月13日(土)
関東百駅巡礼歩行(38)
=伊豆箱根鉄道大雄山駅=
![](http://clip.alpslab.jp/bin/map?pos=35/18/45.016,139/6/17.601&scale=70000)
やまさんの関東百駅巡礼歩行、38番は、伊豆箱根
鉄道大雄山(だいゆうざん)線の大雄山駅である。
小田急電車で小田原駅まで行き、大雄山線へ。もう
少しローカル色豊かな路線かと思ったが、沿線は住宅
地が続き、車両も首都圏の大手私鉄と変わりないりっ
ぱなものだった。
終点大雄山駅に集まったのは、神奈川と東京在住が
中心の12人。駅前に、大きな熊に乗った足柄山の金
太郎の銅像がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/1d/2b4abef8c290acf41aa958d731b7286a.jpg)
いつものように記念撮影をして11時3分にスタート
した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/49/32bc5a2bf0528a64d216aae8037e7d7d.jpg)
今日のやまさんのテーマは、地図上にある「記念碑」
マークを探しながら回ろうというもの。確かに目指す
エリアには、幾つもの記念碑マークがある。
町並みを西北へ向かう。南足柄市役所前を狩川に
向かって下り、橋を渡る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/97/26e8c4cbd24d83eb808fd32f012da62a.jpg)
火の見やぐらの横を上がって広町の名前の分から
ぬお寺へ。コンクリート造りで、寺らしくない本堂の
建物。でも中をのぞいたら古い仏像が祭られていた。
そばの民家に、「パンあります」の看板が出ていた。
高橋さんのパン工房で、土曜の今日は休業という。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/fe/642105c9352b20da1b2560e68d105f60.jpg)
でも、美味しいパンを試食させてもらう。
隣の寺は、高橋さんのお父さんがひとりで建てたと
いう。「しょうぼう寺」といわれたが、漢字名は分から
なかった。
河沿いに戻り、南東の猿猴院に回る。庫裡(くり)は
工事中だった。南側の小さな神社を経て、飯沢の次
の神社を目指したが、少し回り道して正午近くに着く。
飯沢八幡ともいわれる南足柄神社である。
室町時代の応永元年(1394)に大雄山最上寺が
創立されたとき、足柄明神と飯沢八幡の2神が手伝
いにきたとの伝説があるという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/3d/86ad6b6d09bba5f46640eedb1003a49f.jpg)
広い境内は豊富な緑に覆われ、社殿もりっぱ。もと
本殿だったという、社殿らしい造りの神楽殿もある。
境内の緑陰に並ぶベンチで昼食にした。
南に回り、大雄山街道を下り、金剛禅寺へ。鐘楼が
あり、秋葉神社も祭られていた。近くの富士フイルム
足柄工場の、テニスコートと社員寮の間を抜ける。
Mさんが、畑の隅の色づいた柿の実を採る。かじっ
てみたら甘かった。
さらに南に進んで極楽寺に入る。
駿河の今川義元の血筋を引く仏満(ぶつまん)禅師の
建立という。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/9d/1e42a681f77956c25aabfaecf1ba2437.jpg)
りっぱな本堂を取り巻く境内は広く、うっそうとした
樹木に覆われ、庭木や参道はきれいに手入れされ
ている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/07/90e35960334a27c094d1abfdae26eeb3.jpg)
目を引くのは鐘楼。四隅の柱に、亀や龍、キジ、
ヘビ、松竹梅などの精巧な木彫が施されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/ba/e7429740df256114a25238d5f3b01621.jpg)
このような鐘楼を見たのは初めてだ。つるべ井戸の
遺構もあった。
山ふところを西に回って行くと、色づいた柿の葉が
たくさん落ちていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/fe/f0586915f66e7039b3441677bfc04591.jpg)
何れも色鮮やかだが、持ち帰っても色あせてしまう
だろう。
西が高い斜面林の下に、清左右衛門地獄と呼ぶ湧
水池があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/97/e923d8796eb0bbf89bfa84f5656009e7.jpg)
昔、清左右衛門という人が、よい水源を探してここ
まで来て、乗馬もろとも地中深く落ち、そこから勢い
よくたくさんの水がわき出したのだという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/38/0c2074aedf47f40e60d1fb86551d3c88.jpg)
現在は、富士フイルムが管理し、足柄工場の第二
水源地になっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/22/2f90ba541e6d2e3be3a962a21c418f61.jpg)
池の中には弁天堂が祭られ、池のそばには、紅白
のフヨウがたくさん咲いていた。
北に上がって大雄山詣での古道に出る。街道らしい
雰囲気を残す道筋を上がり、バス道路に出て少しで
石造の細長い円柱が立っていた。大雄山ゆかりのも
のらしい。
その先に大雄山最乗寺の仁王門があり、14時ころ
に着く。ここで今日のウオークは解散となる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/91/60562d4c392d0837a19ee87f64d66ae1.jpg)
すぐにきた大雄山行きバスで、やまさんなど数人が、
まだしばらく先の大雄山最乗寺に向かい、私など残り
のメンバーは下ってきたバスで大雄山駅に戻った。
戻った皆さんは、近くにあるタオルの量り売りの店
に行くという。私は皆さんに別れ、別のバスで新松田
駅に出て、小田急線で新宿駅に向かった。
(天気 晴、参加 12人、距離 5㎞、地図(1/2.5万)
関本、歩行地 神奈川県小田原市)
会の例会で、つくばエクスプレス、流山おおたかの森
駅に出かけましたが、まだ先週のレポートが2つ残っ
ているので、そちらを先に報告します。
========================
2007年10月13日(土)
関東百駅巡礼歩行(38)
=伊豆箱根鉄道大雄山駅=
やまさんの関東百駅巡礼歩行、38番は、伊豆箱根
鉄道大雄山(だいゆうざん)線の大雄山駅である。
小田急電車で小田原駅まで行き、大雄山線へ。もう
少しローカル色豊かな路線かと思ったが、沿線は住宅
地が続き、車両も首都圏の大手私鉄と変わりないりっ
ぱなものだった。
終点大雄山駅に集まったのは、神奈川と東京在住が
中心の12人。駅前に、大きな熊に乗った足柄山の金
太郎の銅像がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/1d/2b4abef8c290acf41aa958d731b7286a.jpg)
いつものように記念撮影をして11時3分にスタート
した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/49/32bc5a2bf0528a64d216aae8037e7d7d.jpg)
今日のやまさんのテーマは、地図上にある「記念碑」
マークを探しながら回ろうというもの。確かに目指す
エリアには、幾つもの記念碑マークがある。
町並みを西北へ向かう。南足柄市役所前を狩川に
向かって下り、橋を渡る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/97/26e8c4cbd24d83eb808fd32f012da62a.jpg)
火の見やぐらの横を上がって広町の名前の分から
ぬお寺へ。コンクリート造りで、寺らしくない本堂の
建物。でも中をのぞいたら古い仏像が祭られていた。
そばの民家に、「パンあります」の看板が出ていた。
高橋さんのパン工房で、土曜の今日は休業という。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/fe/642105c9352b20da1b2560e68d105f60.jpg)
でも、美味しいパンを試食させてもらう。
隣の寺は、高橋さんのお父さんがひとりで建てたと
いう。「しょうぼう寺」といわれたが、漢字名は分から
なかった。
河沿いに戻り、南東の猿猴院に回る。庫裡(くり)は
工事中だった。南側の小さな神社を経て、飯沢の次
の神社を目指したが、少し回り道して正午近くに着く。
飯沢八幡ともいわれる南足柄神社である。
室町時代の応永元年(1394)に大雄山最上寺が
創立されたとき、足柄明神と飯沢八幡の2神が手伝
いにきたとの伝説があるという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/3d/86ad6b6d09bba5f46640eedb1003a49f.jpg)
広い境内は豊富な緑に覆われ、社殿もりっぱ。もと
本殿だったという、社殿らしい造りの神楽殿もある。
境内の緑陰に並ぶベンチで昼食にした。
南に回り、大雄山街道を下り、金剛禅寺へ。鐘楼が
あり、秋葉神社も祭られていた。近くの富士フイルム
足柄工場の、テニスコートと社員寮の間を抜ける。
Mさんが、畑の隅の色づいた柿の実を採る。かじっ
てみたら甘かった。
さらに南に進んで極楽寺に入る。
駿河の今川義元の血筋を引く仏満(ぶつまん)禅師の
建立という。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/9d/1e42a681f77956c25aabfaecf1ba2437.jpg)
りっぱな本堂を取り巻く境内は広く、うっそうとした
樹木に覆われ、庭木や参道はきれいに手入れされ
ている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/07/90e35960334a27c094d1abfdae26eeb3.jpg)
目を引くのは鐘楼。四隅の柱に、亀や龍、キジ、
ヘビ、松竹梅などの精巧な木彫が施されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/ba/e7429740df256114a25238d5f3b01621.jpg)
このような鐘楼を見たのは初めてだ。つるべ井戸の
遺構もあった。
山ふところを西に回って行くと、色づいた柿の葉が
たくさん落ちていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/fe/f0586915f66e7039b3441677bfc04591.jpg)
何れも色鮮やかだが、持ち帰っても色あせてしまう
だろう。
西が高い斜面林の下に、清左右衛門地獄と呼ぶ湧
水池があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/97/e923d8796eb0bbf89bfa84f5656009e7.jpg)
昔、清左右衛門という人が、よい水源を探してここ
まで来て、乗馬もろとも地中深く落ち、そこから勢い
よくたくさんの水がわき出したのだという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/38/0c2074aedf47f40e60d1fb86551d3c88.jpg)
現在は、富士フイルムが管理し、足柄工場の第二
水源地になっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/22/2f90ba541e6d2e3be3a962a21c418f61.jpg)
池の中には弁天堂が祭られ、池のそばには、紅白
のフヨウがたくさん咲いていた。
北に上がって大雄山詣での古道に出る。街道らしい
雰囲気を残す道筋を上がり、バス道路に出て少しで
石造の細長い円柱が立っていた。大雄山ゆかりのも
のらしい。
その先に大雄山最乗寺の仁王門があり、14時ころ
に着く。ここで今日のウオークは解散となる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/91/60562d4c392d0837a19ee87f64d66ae1.jpg)
すぐにきた大雄山行きバスで、やまさんなど数人が、
まだしばらく先の大雄山最乗寺に向かい、私など残り
のメンバーは下ってきたバスで大雄山駅に戻った。
戻った皆さんは、近くにあるタオルの量り売りの店
に行くという。私は皆さんに別れ、別のバスで新松田
駅に出て、小田急線で新宿駅に向かった。
(天気 晴、参加 12人、距離 5㎞、地図(1/2.5万)
関本、歩行地 神奈川県小田原市)