あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

第8次中山道オークへ(京都~関ヶ原)

2007-10-08 21:45:41 | Weblog
 明日10月9日に京都市へ出かけ、10日(水)から
12日(金)までの3日間、京都・三条大橋をスタート
して、東京・日本橋へ10月31日にゴール予定の、
第8次中山道ウオークに部分参加してきます。

 私は、第3回から参加して今年は6回目(6年目)の
参加です。3日間の予定は、以下のとおりです。

10月10日(水) 京都・三条大橋~大津宿~草津宿
           ~守山宿 32.1㎞
                  〈泊 守山第1ホテル〉

10月11日(木) 守山宿~武佐宿~愛知川宿~
           高宮宿 31.4㎞
              〈泊 ホテル・サンルート彦根〉

10月12日(金) 高宮宿~鳥居本宿~番場宿~
           醒ヶ井宿~柏原宿~今須宿~
           関ヶ原宿 27.6㎞   〈夜帰宅〉

 この間、宿からモブログが出来れば、簡単にその日
の模様を投稿しますが、詳細は帰宅後にアップします。

 
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国際ウオーキングトレイル実踏(甲斐小泉~白州)[続き]

2007-10-08 21:24:14 | 国際ウオーキングトレイル実踏
2007年10月3日(水)
 =甲斐小泉から小淵沢駅経由で白州へ(続き)=

 小海線の線路を越えるあたりからは、前方の展望
が開ける。好天なら甲斐駒ヶ岳などの展望が良さそ
うだが、今日は雲に隠れている。

 中央自動車道の北側に、フィオーレ花パーク小淵
沢という新しい観光施設があった。

 緩やかな棚田の跡に、16haの御花畑や休憩施設
などが設けられ、観光バスの立ち寄り拠点になって
いるようだ。

 中央自動車道下を抜け、尾根集落の間の細道を
下って、JR小淵沢駅に着いた。駅前の観光案内所
でパンフレットをもらう。


 駅前から車道を少しで、階段を下って本町から宮
久保へと、古い家並みを抜ける旧道を南に向かう。

 このあたりにも、りっぱな土蔵のある家が多く、道
ばたや庭先には、コスモスやサルビア、シュウメイ
ギクなどが咲き競っている。


 家並みが少なくなると再び前方の展望が開け、甲斐
駒や鳳凰三山などの展望が良さそうだが、やはり雲
が低くて山腹しか見えない。


 駅から1㎞余り下り、田んぼの中の十字路を左折、
下教来石へ下る車道の下を東に抜ける。

 深沢川を越えて少し上ると、黄金田の棚田が広が
る。イノシシが多いのか、あぜには微弱電流の流れ
る電線を張った電気牧柵が続いていた。 

 日向の小集落を抜け、尾田輪の十字路際の諏訪
神社で休憩。かやぶき屋根に銅板を被せた社殿。

 境内には、石造りの小さい社がたくさん並んでいる。
南側は、黄金田の棚田や山並みの展望がよい。


 のどかな田園風景の広がる尾田輪の集落、右へ
半円形に回る旧道を進むと、「馬場の里」という大き
な石碑があった。

 馬場の里は、武田信玄の家臣・笹尾石見守の居城
と伝えられる笹尾城跡(城山)を中心に、金比羅山、
馬場池などからなり、武田信玄の国内統一に重要な
役割を果たした地と考えられるという。

 そばの小山が金比羅山で、遊歩道を上がると、金
比羅大神を祭った小さな社が、アカマツに囲まれた
山頂に鎮座していた。

 次の不動集落に入ると、棚田の下に、釜無川を
挟んで白州(はくしゆう)にあるサントリーの工場など
が見えてきた。

 雲が晴れれは、甲斐駒や鳳凰三山の好展望地か
と思われる。

 三差路を少し下ったところに、かやぶきの家が二
つ見えたので行ってみた。左手の家は大きな平屋で、
屋根の上の煙出しもかやぶき。

 こんな大きなかやぶきの煙出し屋根は見たことが
ない。

 三差路から眺める、黄金田や、はさ掛けの田んぼ
なども、日本の秋を感じさせる懐かしい風景である。


 不動から大下へと続く家並み、短い間隔で二つ三
つあった分岐を進んでT字路に出た。

 地図と対比し、田んぼに囲まれた細長い台地上に
たくさんの墓地の並ぶ道沿いを進む。


 ところが、東部浄化センターの先で、行く手とは
反対の左方向にカーブしていた。

 田んぼの上を流れる用水沿いに上がって西側の
田んぼの方に回り、大下の集落近くまで500m余り
戻る。

 地図を見直し、ひとつ左の道を進んでしまったと
分かる。電柱沿いの車道が目的の旧道と分かり、
南に下るその道を進む。

 旧道は、釜無川左岸のがけ地上で左カーブしてい
るので、ショートカットする林道に入る。草が伸びて
歩きにくいところもあったが、少し距離を短縮する。

 釜無川左岸に流れ込む沢を越え、沢沿いを下り、
釜無川の竹花橋に出た。

 橋の下流の左岸は、流れに大きく落ち込む断崖
になっている。


 橋を渡り、直線上に耕地整理された黄金田の間
を上がり、交通量の多い国道20号を越える。

 地図にはないが、山間の田んぼに沿って、南に
進める舗装した農道があったので入る。舗装が終
わり林間を少し抜け、車道に出た。

 南に進み、標識に従い二つ目の十字路を右折し、
前日と同じ17時ちょうど、竹宇集落の北、雑木林
に囲まれた今日の宿、カサデモンテ白州に着いた。

 やまさんは5度目とかで、お勧めの宿。よく磨かれ
た木の柱や床、白壁に白熱灯が灯り、机や椅子も
みな木製。談話室にはストーブもある落ち着いたた
たずまい。

 夕食も、オーナーご夫妻がご自身の畑から収穫し
た無農薬野菜や、手作りのハム、カボチャのスープ、
栗ご飯など、もりだくさん。皆おいしくいただいた。

 今日は、ほかの宿泊者は無く、ゆったりとひとり
一部屋を使わせてもらった。

(天気 曇、距離 23㎞、地図 小淵沢、長坂上条、
 歩行地 北杜市(旧小淵沢町、長坂町、白州町)、
 歩数 40,900) 
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