Shizuko Diary

日々の記録として・・

常任委員会・・

2012-12-14 22:42:01 | Weblog
ずっとずっと所属していた総務文教委員会から産業厚生委員会委員となりました。
今日は産業厚生委員会・・総務文教委員会に比べると付託議案がたくさんあり、たくさんの質疑をさせていただきました。
○健康の駅事業の非常勤職員の賃金が補正計上されています。
市立病院内の健康の駅に相談員1名を配置・・こころの相談を中心にカウンセラーの資格を持つ非常勤職員を配置。
自殺・うつ病対策として相談業務の充実が図られます。
過日開催されたライフリンク清水さんの講演を再掲します。
<生きることの阻害要因>
・将来への不安や絶望・失業や不安定雇用・過重労働・借金や貧困・家族や周囲からの虐待・いじめ・病気や介護疲れ・社会や地域に対する不信感・孤独 など
<生きることの促進要因>
・将来の夢・家族や友人との信頼関係・経済的な安定・ライフスキル(問題対処能力)
・信仰・社会や地域に対する信頼感・楽しかった過去の思い出

生きることの促進要因を増やしていくために東京足立区の取り組み・・足立区「こころといのちの相談支援ネットワーク」について紹介いただきました。
自殺対策戦略会議を立ち上げ、関係者が実態の分析を行い同じ理念でビジョンを作る。
生きる支援に関する情報を頻繁に接触できる機会をさまざまな形で作っていく。
都市型モデルとして、自治体との協働プロジェクトとして実践されています。
○関連団体とのネットワーク強化
○ハイリスク群に対するアプローチ
○「気づきの為の人材育成
○区民への啓発・周知
※当事者本意の支援・・自殺はいくつもの要因があり、1つ解決しても他方の解決が図られなければならない。
当事者本人を中心にあらゆる関係組織が包括的に支援していく・・顔の見える・まさに伴走型の支援システムの必要性を説かれていました。

悩みは複数の要因があります。カウンセラー資格を持つ相談員の配置により、1つ1つ相談者の悩み解決のために専門機関・関係団体・庁内各課の連携で伴走型の仕組みづくりをしていただきたいと願っています。
相談時間は午前9時~午後5時まで・・相談機関は外にもあります。
ひとりで抱え込まないでください!!


市内2箇所のデイサービスセンターの指定管理者の指定についても質疑させていただきました。
選定された指定管理者に疑義があるわけではありません。
常に1社のみの応募・・公募の方法や選定委員の配置について問題があるのではないかと問いました。
利用者側からすれば指定管理者がコロコロ変るのは好ましい事ではないとは思いますが、選定委員の中に介護サービスの専門家はいたのでしょうか?
選定委員の委嘱は10人以内の委員で組織するとの設置要綱で謳われています。
この度は1施設に対して4人、もう1施設に対して5人で選定したといいます。
要綱には、市長は必要があると認める時には前項の規定に関わらず、適当と認めるものを委員に委嘱する。とあります。
指定管理関係者ではなく、第3者で専門性を持った委員を加えるべきだと思います。
運営先を常に同じところにお願いしたいのであれば、指定管理者制度の導入ではなく事業委託すればいいと思います。
制度導入しているのであれば、より良い制度を目指さなければなりません。
議案審査に対し、質疑の中で少々熱くなってしまい反省なのですが、議案の中身についてより深く審査したいとの思いから語気が強まったかもしれません。

たった一人、1つも質疑をしない委員がおりました。
2度までの辞職勧告決議をした某議員です。
議員協議会の中で辞職の意思はなく、職務を果たしたいと話しをされていましたが、本会議初日、当日まで議案書の封は開かれずデスクの上に置きっ放し、委員会においてもただ座っているだけ。
議員として議会・委員会に臨む姿勢に疑問を持たざるを得ません。
これで職務を果たしているといえるのでしょうか?


コメント
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