Shizuko Diary

日々の記録として・・

物語の力・・・

2011-11-20 23:07:27 | Weblog
おはなしの会のメンバーと新潟県立図書館の「角野栄子さんのおはなし会」に行ってきました。これは、県の教育委員会主催によるものです。

角野さんは、1959年にブラジルに移住し、2年間滞在。
帰国後はノンフィクション作家としてデビューされて「魔女の宅急便」の作者であり、路傍の石文学賞や野間児童文芸賞・小学館文学賞などたくさん受賞されていらっしゃいます。
ブラジル時代に出会った少年、ルイジンニョ少年・・体験をもとに作品を執筆され、作品の面白さや読書の楽しさについてお話くださいました。
何でも好奇心を持って挑戦され・・「思いではこれからを生きる力になる」これは、たくさんの体験が人生を豊かにしてくれるとおっしゃっているように思いました。
ご自身の作品で初めて後ろの扉を描いたけれども・・「そこから物語は始まる」終わりの扉から一人一人が自分の考えで次の扉を開けてほしい・・作品から受けた心をこれからの人生に生かしてほしいといわれているようにも思いました。

本と仲良くしてほしい・・と角野さんは話されました。

自分は好きで物書きをしているけれど、出版社の方が「これでは読者が」・・・といわれて初めて気づいたこともある。
私たち読み聞かせのメンバーも好きで絵本の読み聞かせをしていますが、そこには聞き手がいるのですよ!!といわれているようでした。

今日は雨の降る少し肌寒い日となりましたが、心は温かくなりました。
図書館前の紅葉も見事でした。


自宅に戻ってからは、デスクワークや電話対応。
コメント (2)
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