魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

冥王と天王

2008年11月27日 | 世相史観

目を覚まして、『そうそう、今日は冥王星が山羊座に再入宮する日だ』と思いだし、ブログを書こうと起きてみたら、すでにムンバイで大事件が起きていた。

書こうと思ったことは、
「日本時間27日の10時に、冥王星が山羊座に再入宮するが、これ自体はたいした事件にはならない。むしろ、28日の1時に天王星が魚座で順行を始めるほうが大きい」
と言うことだった。

つまり、今回のムンバイ・テロは、長期的に見て、山羊座のインドに運命的な変化をもたらすが、この事件そのものは、魚座にいる天王星が逆行から順行に移る停止状態で起こっている。

惑星が停止すると、最大のエネルギーを発揮する。
天王星の働き、魚座の事柄と影響については、「世相史観」「星の流れに」で執拗に語ってきたが、今回また、顕現したわけだ。

天王星は革命と爆発。魚座は宗教や映画。
魚座はインドの映画産業「ボリウッド」を表し、イスラム(宗教)過激派によるテロだ。しかも、カシミール独立という国境(魚座)問題も絡んでいるようだ。
ムンバイは、もとボンベイ(Bombay)だが、Bombbayなら、爆弾湾だ。(天王星は爆発、湾は蟹座や魚座)

さらに、タイは魚座の国だが、ここもごらんの通りで、やはり危機が迫っている。

こういうことは、朝から晩まで星の動きを考えていれば容易に思いつくことだが、歳のせいか、
あまりにもいろいろ事件を見ていると、「そやし、どやねん」という諦めのような気持ちが先に立って、「ああ、やっぱり」ぐらいしか心が動かない。
事件は次から次に、「起きる時には起きる」

重要なことは
事件が何時起きるかではなく、それがどういう意味を持ち、何に向かっていくか・・・だ。
そして、われわれは何をしなければならないのか
それを考えることこそが重要だ。

占いで考えない人も、現代の情報化社会で、事件に麻痺している。
何十年も前に井上陽水が「傘がない」と歌ったように、驚きが無くなると意欲を失う。

占いは、「それは、こうなる」と、漠然ながらある程度、先を照らす。
事件の意味するものが見えたら、それを少しでも良い方向に変えなければと、意欲がわくかもしれない。

しかし、運命が固定で、悲惨な未来から逃れられないような誤解をすると、絶望しか残らない。


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