1969年に始まったことは、2011年に一つの結論が出る。これは正確に42年目と言うより、その頃のことだから、2010~2012年と考えれば良い。歴史のアラフォーだ。
1969年の事象は、どういう結論(中間報告)になったのだろう。
前回、「1969(1)」で挙げた事象の、アラフォーの姿を見てみたい。
●安田講堂事件 →秋入学(「大学解体」は国際競争の波へ)
●中ソ国境紛争、中国初の核実験 →ソ連に替わり米国のライバル
●北朝鮮米偵察機撃墜 →金正日の死
●原子力船むつ進水 →原発事故(原子力政策転換)
●月面有人着陸 →月開発競争、アメリカの宇宙開拓再参入
●宇宙開発事業団(後JAXA)発足 →はやぶさ
●沖縄返還合意 →基地、負担軽減、自衛隊強化普通の国化
●衆院選自民党圧勝(小沢一郎初当選)→既成政党の信頼失墜
●東京都公営競技廃止 →大阪都構想、カジノ案
●三洋電機創業者死去 →三洋電機消滅
●東名全線開通、夜間高速バス運行開始 →高速無料化案消滅
●マツダルーチェ発売 →低燃費エンジン自動車デミオ発売
●セブンスター発売 →禁煙の普及、煙草値上げ
●NHKFM放送 →ネット放送
●すぐやる課(松本清市長)→マツモトキヨシ最高益
天王星は爆発の星
こうして、ざっと見てみても、42年後の帰結には驚くしかない。
しかも、現在のこの現象はさらに、42年後には大団円を迎えることになるし、逆に、今から出発と考えれば、むしろピークを迎えるとも考えられる。
例えば、三洋電気の創業者の死に始まる、三洋の消滅は、むしろ新たな出発として、42年後に別の花を咲かせるとも考えられる。
天王星による未来予測の方法と同じように、他の惑星も、それぞれの特質とスパンに応じて、歴史の現象と意味を暗示する。しかし、爆発の星の天王星の現象はインパクトが有り、最も分かりやすい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます