魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

裏の教訓

2016年06月22日 | 日記・エッセイ・コラム

♪ ある日森の中 くまさんに 出会った

近頃、人食い熊まで現れて、どうなっているんだろう。
何でもかんでも不謹慎狩りする、不寛容社会だから、テレビや幼稚園で、こんな歌を歌うだけで、抗議が殺到しそうだ。

この歌は、おとぼけタッチの童謡だが、熊は怖いという常識があるから、成り立っているストーリーだ。
怖いはずの熊が親切だったという落ちだから、子供には、熊はぬいぐるみのようにカワイイものではないことが暗示的に解る。

博愛主義でありながら、盲目的にカワイイものだと思って、ライオンに抱きついて噛まれるようなことが無くなる良い教訓を、さりげなく植え付けている。

まさかとは思うが、もし、この歌に抗議するような人がいたら、「まんじゅう怖い」と言う人に、まんじゅうを山盛り提供するバカだろう。


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