魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

敷居高く

2022年02月20日 | 新鎖国論

ようやく入国制限を緩和するらしい。オミクロンの水際対策は始めから無意味だと思っていたが、無節操な「ええじゃないか!観光」を断つには良い機会だと思った。
相変わらず、空気を読めない日本は、とっくにステージが変わっている時に、ドロ縄を綯っている。全面緩和の根拠にしたくてワクチン接種を進めるが、肝心の年寄りは、大人の勘で大局を見極め、打とうとしない。

留学生が困っているので、何とかしてくれの声が大きくなると、天岩戸を少しだけ開けた。すると、経済界のタジカラオの尊は、もっと引き開けようとする。
オミクロンに入国制限は無意味だが、侵略観光や侵略ビジネスの防御フィルターにはなる。
これを機に、入国者の「選別」をしっかりできる仕組みを作り、逆に、善意で有益な滞在者への積極的「おもてなし」は、大いに進める、賢い「新型鎖国」を考えるチャンスだ。

日本は鎖国していると、非難されているそうだが、鎖国と悟られる、入国数で制限するようなマイナス鎖国はしてはいけない。
何でも受け入れるが、害になるものはそっと排除する、京都の「しぶとい」精神を学び、モンドセレクションやミシュラン同様に、野蛮人をバカにしたような世界遺産は、オリンピックと一緒に丁寧にお断りし、近寄りがたく憧れられる、敷居の高い「世界遺産国」になろう。
先ずは、ミシュランを断った老舗に、学びに行ってはどうか。

入国制限」、「日本遺産


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