魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

煙の彼方

2014年12月22日 | 日記・エッセイ・コラム

スターウォーズのディズニー版が来年公開されるに当たり、ディズニーは、若い人に観てもらうために腐心しているそうだ。
10年ぶりの新作のため、若い人の多くが、観たこともないので、どう興味をひくかから考えなければならない。

昔は、「10年一昔」と言ったが、今は「3年一昔」だ。そういう目まぐるしい時代でも、年を取れば、「10年一日」で、あっという間に10年、20年が経ってしまう。
だから、先日観たスターウォーズの、ワープ映像の衝撃が、若い人にとっては月並みで、何の目新しさも無い時代になってしまっていることが、衝撃だ。

フォースという言葉さえ知らないと聞いて、白い煙が吹き出したような気がした。
♪太郎は白髪のおじいさん・・・

世代はそうして隔絶していくが、時代は繰り返す。
世代の記憶が無いからこそ、新しい世代は、古い物を新しく感じて飛びつく。
年寄りから見れば、昔どこかで見たような物が流行り出す。

大正や昭和初期の流行が、70年代に流行り、今また流行りかけている。
ファッションや、歌も、メッセージ性がハッキリしてきたような気がする。
そろそろ、ノリより、意志が必要になってきているのかもしれない。


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