魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

愚の骨頂

2021年07月18日 | 日記・エッセイ・コラム

中国のSNS上では、麻生副総理の「台湾は日本の自衛問題」発言に、日本を徹底的に核攻撃すべしの論が大人気だそうで、一度消されてから再び現れたそうだ。
徹底的に言論監視している中国のネット上で、現れて消されたものが、再登場するということは、完全に、政府の意思であり、このバカげた言論を偵察気球として日本の反応を見ている。

探りに、反応するのは愚の骨頂だが、これを逆利用するのが中華流の兵法だ。
この愚かな言動を、意図的に放置している中共のプロパガンダそのものの存在を世界に知らしめ、同時に、根底にある残虐性を浮き立たせるチャンスだ。
広島長崎についての冗談だけで反応する日本メディアだが、この言説こそ中国人がアメリカ人以上に原爆投下を喜んでいた証拠だ、と騒ぎ立てれば良い。
そして、アメリカにこの情報を吹聴することで、アメリカ人にこれを免罪符と捉えさせれば、直接間接に中国を叩いてくれるだろう。日本自らは一切反応すべきではない。
現在の中共幹部は、本当に愚かしい。日本がそれ以上のバカにならないことを祈る。