魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

ついに運命の小浜市

2008年11月05日 | 占いばなし

アメリカとロシアの指導者が「三碧」になった。
三碧は雷だ。光も音も強烈なわりには実体がない。
事柄で言えばマスコミだ。
もし占いを考えなければ、オバマのファンだったかも知れない。
非の打ち所のないカッコ良さだ。

歌のせりふが理路整然としていたら、人の心を打たない。
何となく、それとなく、そんな感じのことを言うと、
万人が「自分の代弁者だ」と感動し、信じ込み、共感する。
それがスターだ。
スターは偶像だ。ペットと同じで、見る人の想いの姿をしている。
犬は何も言わないが、飼い主には言葉が聞こえる。

誰もが熱狂的に支持する人は、アブナイ

因果は巡る
天才的な弁舌で、支持者を熱狂させたヒトラーが現われた頃に、そろそろ、天王星が近づいてきた。

プーチンも、ヒトラーも、若者の熱狂的支持を得て「当選」した。
オバマ当選も、若者の熱狂的な支持があった。
ヒトラーがラジオや映像を駆使したように、プーチンも情報操作している。オバマもネットとマスコミを駆使している。
重要なポイントは、
権力掌握後に、誰もが納得する成果を上げたことだ。
公式の選挙で圧勝して、問題を解決し、成果を上げて、熱狂的な支持者が目立つようになったら危険信号だ。(その時は手遅れだが)

選挙後に、成果を上げるのは、国民の潜在力を活用したものだから、国家として、もともと高度な機能を持っていた国ほど可能になる。
国家として未成熟な場合は一時の人気で終わる。
フィリピンのエストラーダや韓国の盧武鉉のようなケースだ。

スーパースター
ケネディーはいまだに、アメリカの大スターだ。
しかし、途中で倒れて、声だけが残ったから、弁舌と業績が一致していたかどうか、本当はどんな結末が待っていたのか、だれにも解らない。
ベトナム戦争は、突然、跡を継いだジョンソンだけの罪だろうか。

それでも、占いの立場で見れば、ケネディーは二黒だから、むしろ弁舌を超えていたかもしれない、とさえ思う。

しかし、雷ロックスターの三碧は、実態がないから「確信犯ではない」かわりに、節操がない。
成り行きしだいで凄いことをやるかもしれないが、さんざん引っかき回して、世界をグチャグチャにしてしまうかもしれない。

アドルフ・ヒトラーも「三碧」だった。