m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

第一敷島湯見学

2020-02-23 | 銭湯のタイル巡り
先日は、呉竹湯の見学で息子さんとご一緒したご縁で、尼崎、杭瀬にある第一敷島湯さんを見学させていただくことができた。
開店前に伺うと、ご一家の皆さんにお迎え頂けた。
第一敷島湯は創業大正12年、97年の歴史ある銭湯で、建物も当初のままだそう。
立派な唐破風屋根の玄関に迎え入れられる。


入口から可愛いモザイクタイルにテンションが上がる~
入口の両脇にはパステルカラーのピンクと水色のモザイクタイル。


玄関床は少し大きめのヘキサゴンタイルが花模様を形作る。


下駄箱


親子のツバメのマークの靴箱の鍵。


こんな傘入れも。寝かせて入れる傘入れは初めて見たかも?
雨の日だったので、使わせて頂いた。


男湯の脱衣所の壁面には、鯉が滝を上る?モザイク画!


浴室への扉周りには細かいモザイクタイルがびっしり貼り巡らされている。


浴室入口床に敷かれたタイル。


窓からは坪庭的なものも眺められて和む。


そして浴室へ。
ぎゃーーっ、可愛い浴室!!


中央にはさまざまなモザイクタイルに彩られた円形の浴槽に、


壁面には岩山から流れ落ちる滝が迫力のモザイク画。
細かく上がった水しぶきがリアル。


岩の間からは木々が、そして手前には松の木がレイアウトされてる。


モザイク画の中に入り込んだ蛇口。


床のタイルはこんな特徴的なデザイン。


洗い場に貼られたさまざまなモザイクタイルの競演。


円形浴槽の縁。
ここからのタイルの眺めも最高~!


丸モザイクタイルも。


このビスケット風タイルもいいなあ。
後ほど入浴中にこの青バージョンも発見。


銭湯のタイルはほんとにバリエーションに富んでいて楽しいなあ。
こんなに細かいモザイクタイルの目地などをきれいなまま維持していくのは
本当に大変だと思うけど、お陰でこうして美しいタイルを見ることができて有難いなあ。


こちらは女湯の脱衣所に貼られたモザイク画。


女湯も同じく円形の浴槽


モザイクタイル画は同じく滝を描いたものだけど、少しデザインが違うような?




こちらは少しぬるめの浴槽。


ライオンの吐水口からお湯が流れ出る。


女湯の蛇口周りのタイルは朝顔の絵のついたタイルが華やか。


そして脱衣所のベビーベッド。
マットがレトロで可愛い。
裏表違う柄になってる。


看板猫ちゃんもお出迎えしてくれた。
この日はちょうど、2月22日の猫の日。


チャオチュールを必死に食べる姿に萌えた~


奥の部屋にしまわれていた昔のロッカーも見せて頂いた。
すごい迫力。
この後、ゆっくりお湯に浸からせていただいた。


お湯を楽しんだ後は釜場も見せて頂けた。
現在も廃材などを利用し、薪を使われて釜焚きを続けておられるのだそう。


複雑な配管・・
使われてないものもあるそうだけど。


煉瓦壁は中にモルタルが挟まれていて、浴室との間に60cmほどの厚さになるのだとか。




釜場から突き出る煙突。

現役の銭湯でゆっくりタイルを愛でることができ、その後の銭湯タイムも至福。。
最高のひと時を過ごすことができた。
営業時間前のお忙しい中、温かく迎えて頂き、又いろいろとお話も聞かせてただいてありがとうございました。

銭湯へ伺う前に歩いた商店街や純喫茶へ、
続く・・

コメント
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