転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



緊急事態宣言31日まで延長、首相「可能なら期限前の解除も」(読売新聞)
緊急事態宣言 月末まで延長 広島・湯崎知事「外出・休業 段階的に緩和へ」(中国放送)

緊急事態宣言の当初の期限は5月6日だったが、
これが31日まで延長されることになり、それとともに、
状況次第では途中から段階的に緩和・解除されることもあり得る、
という見通しがきょう発表された。
現状、新型コロナウイルス感染症の騒動の終息が見えた、
というほどの安心感は得られていないので、
7日から完全解除に至らないことは、私としては想定内だった。
一方で、未だに感染者数の増加が進んでいるのは主に東京と北海道で、
かつ、両都市ともに院内感染等のクラスターのあることが明らかなので、
そうした現象の起こっていない地域については、
今後、段階を踏んで緩和から解除へと進むことも可能だろうと感じた。

私個人の、極めて私的な次元に関しては、生来が超インドア人間なのと、
おじ(い)さん&おば(あ)さんの静かな二人暮らしという有り難い境遇ゆえに、
「パアっと遊びに行きたい」「自粛疲れ。息が詰まる」等は
全く思っておらず、Stay Homeはまだまだ十分に継続可能なのだが、
そういう、どうでもいいレベルの話とは異なり、
もう世の中全体が、そろそろ限界だということは強く感じている。
休業したままで経費だけが出ていく現状では、
どの店舗も企業もとてもじゃないが踏みとどまれないし、
学校も中途半端に閉じられたままで、
入試は?実習は?卒業は?就活は?各種資格試験は?と問題も山積みとなり、
この一ヶ月で関係各所、相当追い詰められている。
出口戦略が重要となる段階に来ていることは明白だろう。

ただ、患者になる高齢者がいる限り、医療現場の逼迫が続くことになり、
若い人の、一般的な救急医療やガン治療なども制限を受けてしまうので、
高齢者の外出自粛だけは今後も呼びかけていかなくてはならないと思う。
制限したり禁止したりはできないので、呼びかけにとどまることになるが、
40代以下とは異なり、年齢が高くなるほど重症化率も致死率もきっちり上がる、
ということを、高齢者もその周囲も肝に銘じておくべきだ。
病院や老人ホームの面会禁止も当分は解除すべきでないだろう。
私自身も、引き続き患者にならない努力は続けて行くつもりだ。

Trackback ( 0 )