転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



依然としてピアノ弾く気なし、なワタクシなのだが、
某試奏会に誘って頂いたので、ほんの頭数ということで、
参加させて頂くことにした。
何をやるかというと、私はハノンを弾くつもりだ。
何番にするか決めていないが、どれかをハ長調でなくいくつか移調して
できればリズム変えも入れて、弾いてみたいと思っている。
舞台に来てまで普段の練習すんな!と怒られそうだが、
これについては、私なりに結構、真面目にヤル気だ。

ピアノは平均律だから、ハノンなんか移調しても出だしの音が変わるだけで
演奏効果なんか無い、という言い方もあるかもしれないが、
ハ長調で弾くときは、たとえばB♭とかE♭などの音は鳴っていないのだから、
移調してこういう音が混じるハノンというものを、私は面白いと感じている。
それに、これは私の手の都合のせいもあるが、黒鍵が必要な調になると、
全体として鍵盤の奥のほうで弾かないと速さが出せないので、
そうなると、音色もハ長調で弾いているときとは違って来るのだ。

英雄気取りなEs dur(変ホ長調)、キモ愉しいB dur(変ロ長調)、
……なハノンが、有り得るかどうか知らないが、やってみる(笑)。
こんなアホなこと、ド素人じゃなかったら絶対やらないではないですか。
私はどちらかというと♭系が好きなのだが、負荷を掛けるという意味では、
♯系の調も混ぜて、あと各種短調もヨイかもしれない。
なんなら、ハノンの移調で使用した調性のスケールもついでに弾いて、
アルペジオまでやってからカデンツをつけて、まとめにしようかね。
まあ、つまるところ、こういうことでもやって遊んでいないと、
今の私は、まっとうなピアノを弾くことなどno thank youなのだ。

あとは何か、アンサンブルに参加するように言われた記憶があるが
そのほうは、多分コーラスする妖精ちゃんをやるということで(逃)。

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