娘 三題

・昨日、オウム事件の高橋克也容疑者が、ついに逮捕された。
大田区のまんが喫茶にいたそうだ。
そのニュースが報じられたとき、twitterの私のTLに、
『私まんが喫茶って一度も行ったことない』
『私も無い』
『私も』
というやりとりが並んだ。
それじゃ、小学校のときから「まんきつ」に慣れているうちの娘なんか、
これから一体どうしたらいいのか。
彼女は父親に連れられて、小さい頃から漫画喫茶に行き慣れており、
いつぞや私も一緒に三人で行ったときにはもう、ベテランの域で、
サッサと飲み物を取ってきてくれたり、ハシゴを登って漫画を探したり、
それはそれは、堂に入った利用ぶりであった。
どういう育て方をしとるんかという……（大汗）。


・夕食後、娘が「デザート(^^)」と言って、冷蔵庫からプリンを出した。
と言っても私の手作りなどである筈がなく、スーパーで買ったヤツだ。
娘はそれを持ったまま、一旦、食堂から出て行った。

　転夫「おいっ、どこに行くんや！
　　まさかお前、それを持ってトイレに行くんじゃあるまいの！」
　転妻「何を持ってトイレに行くって？」
　転夫「プリン」
　転妻「おいおい(^_^;」

娘は漫画本とプリンを持って、また戻って来た。
自分の部屋に漫画を取りに行っただけだった。

　転夫「ついにトイレで食うようになったかと思うたで」
　転娘「ヤだね～、なんでそんなことせにゃならん。まあ食えるけどさ」
　転妻「なんぼなんでも、それは極めとらんか」
　転娘「そうお？」
　転妻「究極奥義だろうよ」
　転娘「究極奥義はカレーだろ」


・学校での娘のアダナは、一部の友人の間では『ごん』という。
姓名ともにゴの字のつく名前ではないので、完全にただのイメージだ。
「ごん、って感じだよね」
と友人某嬢が言って、中1のときにつけてくれたそうだ。
それでいて、その友人からの年賀状に、今年、
「ごんは、どうして、ごんなんだろうね♪」
と書いてあったということで、
「こっちが訊きたい」
と娘がツッコんでいた。

ごん。お前だったのか。
私のTシャツを勝手に寝間着として着倒した挙げ句、
資源ゴミの日に『古布』として出していたのは。