転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



・今夜、ポゴレリチはドルトムントでリサイタルを行う予定だ
FR 29.06.2012 · 20.00 UHR Ivo PogorelichKonzerthaus Dortmund))。
曲目は来日公演のときと同じで、
前半がショパンのソナタ葬送、リストのメフィストワルツ、
後半がショパンの夜想曲13番、リストのロ短調ソナタ、となっている。
おそらくこれが彼の、今シーズン最後のリサイタルだろうから、
このプログラムに関しては、今夜が聴き納めとなるのかもしれない。
私にとっては、今まで聴いた中でも抜群に印象的なプログラムだったので、
これが終わってしまうのだとすると、本当に名残惜しい。
ああ、『どこでもドア』さえあれば、……と思わずにいられない(笑)。
彼の公演予定は、次は8月のイタリア・タオルミーナで協奏曲を一度やるだけで、
リサイタルとなると、10月のドイツ・グローニンゲンまで無いようだ。
そして、来春のザグレブではオール・ベートーヴェン、と既に発表されていて、
こっちは「『どこでもドア』さえあれば」第二弾だ(^^ゞ。

追記:ドルトムントでは、来年3月にもポゴレリチは協奏曲を弾く予定になっている。
これの前日のパリ公演から引き続いて、
チョン・ミュンフン指揮のラジオ・フランスとの共演ということだ。
短期間で二度もポゴレリチが来てくれて、ドルトムントのファンはイイな、
と思ったが、しかし来日公演だってリサイタルも協奏曲もありましたよね(^^ゞ。
http://veranstaltungen.meinestadt.de/dortmund/event-detail/29143962
Orchestre Philharmonique de Radio France,
Myung-Whun Chung (Dirigent), Ivo Pogorelich (Klavier)
Frédéric Chopin: Konzert für Klavier und Orchester Nr. 2 f-moll op. 21,
Gustav Mahler: Sinfonie Nr. 1 D-Dur



・試奏会が近づき、ハノンの30番(B/H/C dur)とそれぞれのスケール・アルペジオ、
それにツェルニーの21番しか練習できてなく、
それらも技巧的には相変わらず穴だらけで、かなり聞き苦しい出来映えのままだ。
だが今回は発表会ではなく、コンサートホールでフルコンを体験する、
という催しなので、人様に聴いて頂く内容にならなくても、さほど問題ない
(と自分では勝手に思っている・逃)。
ちゃんとした、というか、いわゆる発表会は、今年は12月の初めにあるので、
何を弾くかを考えなくてはならないのは、むしろそちらのほうだ。
シューベルトの即興曲(作品142-3)が当初、候補だったのだが、
ポゴレリチのリサイタルを聴いてから、この曲は私の中に帰って来なくなった。
別にポゴレリチがこれを弾いたわけではないのだが(汗)。
11月の来日でラドゥ・ルプーが、作品142の即興曲を全部弾く予定にしているので、
それを聴けば、私はもう一度しみじみとこの曲に向き合いたいと思うだろうか。
それともルプーが駄目押しになって、本当にこれっきりになるだろうか(爆)。


・最後に、無関係でビロウな話でアレだが、私の腸の具合は、まだよろしくは無い。
一度変になると、長いときは1週間くらいおかしいので、待つしかない。
「便秘薬のCMは女性で、下痢止めのほうは男性ばかり出てるけど、なんで?」
と娘が訊くのだが、まあ多分、それが世の中のスタンダードなのだよ。
ピンクの小粒を愛するのは女性たちで、なんとかストッパが必要なのは男性だ。
私は、出不精のくせに徒歩は平気とか、デブなのに暑がらないとか、
普段から、意味のわからないことがいろいろとある人間なので、
女だが便秘の経験がなく、朝イチ会議や商談など無くてもお腹がゴロゴロだ。
器質的異常がないのに、腸炎のような症状が断続的にあるのは、
多くの場合、過敏性腸症候群と言われる状態なのだが、これに罹りやすいのは、
人目を気にするとか、落ち込みやすい性格とか、ヘビースモーカーとか、
いくつかチェック項目があって、これまた私はどれも当てはまらないように思う。
とても大らかな人間だとは言えないが、日頃からナリもフリも構ってないし、
クヨクヨするタイプでないことも、自他共に認めるところだ。
どこまで筋の通ってない人間なんだろうか、自分(--#)。

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