転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



これだけ頭を破壊されたら、挫折したに決まっとるだろう(爆)。
5月の連休以降、少なくともスペイン語と中国語はろくに聴いていない。

フランス語だけは続いているのだが、これは単に、
私の学習歴から言って、フランス語ならば番組程度のことはわかるから、
途中が抜けても、どこからでもついて行けた、というだけのことだ。
特に初級編は、今期は進度が多少早めとはいえ、まだ5月だったし、
応用編のほうは、もともといつから聴いても良いような構成だったから、
少々サボろうが、心ここにあらずで聞き流す日が多かろうが、
決定的な影響は無かったのだ。

その点、スペイン語と中国語は致命的だった。
基礎がなく、どちらも中年になって初めて触れた言語なので、
定着率が悪いことこのうえなく、
一日抜けてもかなりつらいのに、ひと月近くあやふやでは救いようが無い。
とりあえず今月はなるたけペースを取り戻すようにして、
7月以降をどうするか、その手応えを見て考えよう(汗)。
特に中国語のほうは、もともと3ヶ月で完結する入門講座なので、
6月いっぱいで番組が一旦終了する流れには、なっているのだ。
7月から新シリーズで出直すか、今期はもう断念するか……。

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余談だが、語学が「積み重ね」だということは、
今の私のような事態に陥ってみると、よくわかる。
慣れだけで押し切ろうと思っても、それは根本的な解決にはならない。
積み残しがあるなら、最初にわからなくなったところへ戻って、
そこから出直すのが本来なのだ。

受験生の英語学習に関しても、私は本当にそう思っている。
『幅広い視野を持つ21世紀の国際人』を目指す、等の話はおいといて、
とりあえず、当面の試験で点数を取りたい、というのが目的であるならば、
教科書の中で、最初に疑問が出てきたところまで帰るのが近道だ。
多くの生徒さんの場合、アルファベットやbe動詞から全くわからない、
ということは無いだろう。
そのあと、どこからウヤムヤになったか、各自それぞれ覚えがある筈だ。

国語や算数はある意味、物心ついたときから学習が始まっていて、
小学校から数えても、既に相当な年月をかけて勉強してきた科目たが、
英語だけは中学に入ったときに初めて、白紙からスタートした科目だ。
現役の学生さんなら、ほんの数年前の話ではないか。
大学を受ける人が全部復習したって、中高たった6年分に過ぎない。
受験用なら、「英語がわかる」は「文法がわかる」とほぼ同義語だから、
文法の教科書に出ていることで、わからないことが無いようにすれば良いのだ。
こんなに学習量が限定されていて、ゴールの見えやすい科目は他にない。
英語だけは出直し可能、と私は声を大にして言いたい(笑)。

……私のスペイン語・中国語も出直し可能であることを祈念して。

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