転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



私が定期的にアレルギーを診て貰っている内科は、
行くと必ず、有線放送でクラシックのピアノ曲が流れている。
これが、先日行ったときに、どう聴いても、
ポゴレリチの演奏だと思うショパンが何曲も続いていた。
前奏曲集作品28だった。

『私の制作したディスクは、すべて、世界中で販売され、
常に、放送され続けている。忘れられたものなど一つもない』
と、かつてポゴレリチが尊大な態度で(逃)語っていたが、
なるほど、本当だった。極東のこんな郊外の内科医院でも、
彼のピアノを聴くことができるのだ(^^ゞ、と感心した。

それで、きょう思い出して、有線放送のサイトを開いて、
クラシック・ピアノ専門のH-15の番組表をクリックしてみた。
本日12月11日午後7時23分時点での放送内容は。

12月11日(月) 19:23:23 JST 2006
<リスト> p)アルフレッド・ブレンデル
巡礼の年:第1年 「スイス」 9.ジュネーヴの鐘
<J.S.バッハ/ラフマニノフ> p)ウラディーミル・アシュケナージ
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第3番から 2.ガヴォット  
<ショパン> p)ウラディーミル・アシュケナージ
ポロネーズ 第9番 変ロ長調 Op.71 No.2  
<J.S.バッハ> p)スヴャトスラフ・リヒテル
ソナタ ニ長調 BWV.963 第1楽章  
<ラヴェル> p)イーヴォ・ポゴレリチ
高雅にして感傷的なワルツ 第5曲  
<ラヴェル> p)イーヴォ・ポゴレリチ
高雅にして感傷的なワルツ 第6曲

な、なるほど。
やはり、彼のピアノは有線で普通に聴くことができるのだな(^^ゞ。

サイトによると、このチャンネルの特色は、
『ピアノの奏でるクラシック音楽をお送りしています。クラシックのピアノ曲の中でも聴きやすい小品やソナタなどを用い、さわやかで明るいイメージを演出。ショパンやモーツァルトなどの名曲をふんだんに取り入れていますので、優しい雰囲気に溢れています。レストラン、病院、オフィスなど、静かなBGMが必要とされる場所にオススメです』

さわやかで明るいイメージぃ???ハァ???
前奏曲第24番がんがん聴きながら診察室に入ったせいで、
頻脈と高血圧だって言われたんだよコノヤロ~~!!!
・・・とマジャコングになりそうなワタシ。

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