転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



・舅の初盆と一周忌の手配をした
早すぎて実感がなかったのだが、この夏は舅の初盆だ。
なので、お寺さんに佐伯区の舅宅まで来て頂くようお願いした。
お盆に備えて大掃除をせねば、舅が怒って出てきそうだ(T.T)。
お仏壇には、舅の好物だった桃とピオーネを供えようと思うが、
本当は、煙草と焼酎のほうがずっと好きだったので、困ったもんだ。

お寺さんに尋ねたところ、まだ墓所が決まっていないこと自体は、
供養という観点からはなんら、問題はないので、
未だに、家で遺骨と一緒に過ごしているのは構わないそうなのだが、
広島の風習に、初盆を迎えた墓に白い灯籠を供えるというのがあるので、
親戚の皆は、まさかまだ墓がないなどとは思いもせずに、
白い灯籠を舅用に購入して、各自てんでに持って来そうな気がする。
初盆のあと一ヶ月後には一周忌法要をするので、
初盆には親戚は招かず、家族だけということにしたいのだが、盆前に、
「実は、墓のほう、まだなんで」
と電話で親戚じゅう回すのも変だし、これまた、困ったもんだ。


・実家に電話をした
実家の父が、原爆検診の胃癌検診でひっかかり、
来週月曜日に内視鏡検査を受けることになった、というので、
その後、どんな具合か、電話してみた。
母が出てきて、いや別に体重も減ってないし食欲もあるし、
貧血どころか多血症に近いくらいのヘモグロビン値だ、
というので、事態が致命的に進展している、というほどでは、
とりあえず、なさそうだった。

だが勿論、安心していいなどということは全くなかった。
バリウム検査で異常を指摘されたのは初めてだし、
年齢的にも、何かあってもちっともおかしくない歳なのだから。
折しも、王監督だって胃の手術のために休養すると
発表があったばかりではないか。
父より若くて、ずっと鍛えている王監督でさえ、病気にはなるのだ。
誰にとっても、病は突然にやって来るものに決まっている。

私「まあ、なんでもなければそれでいいけども、
 良くないもんなら、早いところ治療したほうがいいよ」
母「そうやね。なんしろ、毎日、腹立つことが多うてね」
私「ストレスで胃を壊したの?」
母「そら怒るわいね。なんであのペルー人は死刑でないのん

そんな理由でイライラしとったのか
っていうか、怒ってるのは、おとーさんじゃなくて、おかーさんでは。

うっかり電話したのが運の尽きで、
私はそれから母の、「一人でも殺したら自分の命を差し出すべき」
とのハムラビ法典196条さながらの理論を、75分間に渡って拝聴した。
胃の話が、ほとんど聞けなかった。

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