転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



前回検診から半年経ったので、婦人科に行った。
筋腫ちゃんたちのご機嫌伺いのためだ。

エコーで診たら、筋腫のひとつが、大きさは変わらないが
前より境界が明瞭になっていて、
しかも頸管粘液が多いので、エストロゲンの出過ぎでは、
と言われてしまった。

まずは、一番心配なのが子宮癌ということで、
頸癌・体癌検診のための細胞を取られた。
これの結果は一週間後。ああああああ待つのがイヤだってば。

それから、採取した頸管粘液の標本を見せて貰った。
画面全体にシダ状の画像が出ていて、
「これ自体は、本来、大変結構なことなのですが」
と先生は苦笑して言われた。
「あまりエストロゲン優位の状態が長く続くというのは、
内膜が厚くなりすぎ、筋腫も育ってしまうので、よくありません」
いや、だからそれは、もう三年も前から私には自覚があって、
黄体機能不全とか脳下垂体腫瘍とかじゃないかと申し出たのに、
黙殺したのはセンセイのほうだったじゃありませんか(--#)。
いや勿論、私の話が突飛過ぎたことは認めますけど。

それで本日、提案されたのが、ついに出た、スプレキュアの点鼻。

医「これをきょうからね、一日三回、しゅっしゅって」
私「鼻炎があるんで、点鼻というのは、どうも・・・」
医「これを使えば、エストロゲンが抑制されて、
 内膜も厚くならないし不正出血もないし、筋腫も小さくなりますよ」
私「点鼻をやめたら、また筋腫が元通りに育つということは・・・」
医「完治はもともと無理ですが、筋腫核は縮小します。
 それで終わりです。また大きくなることはありません」

ほんとかよ!?

スプレキュアは確かに効果があるが、
『骨粗鬆症等の危険性があるから、4~6ヶ月が使用期間の限度』
『治療終了後に再び筋腫は増大する可能性が高い』
『手術前の筋腫縮小、あるいは閉経直前の「逃げ込み療法」に有効』
という程度の情報は、私でも持っているのだ。
更に、私のように変性を来した筋腫の場合は、
筋腫への血流が乏しいために効果があまり期待できないことや、
また、私のタイプである粘膜下筋腫の場合、スプレキュアによって
大量出血を招く危険性が皆無ではないということも、
私は、筋腫と言われて以来調べたので、おおよそ知っている。

それにそもそも、悪性腫瘍の疑いがなくなるまでは、
スプレキュアやナサニールなどのGnRH薬は、
うっかり使用したらいけないんじゃないの???
さっきの癌検診は、何???

などということは決して言わずにスプレキュアを貰っては来たのだが
やはり、どうにも使う気になれない。
勿論、エストロゲン過剰が長く続くと、
乳ガン発症の危険性を増すということも
一応、知っているのですけれどね。
でもとりあえず、きょうの子宮癌検診の結果次第では
スプレキュアどころじゃないと思うし。

先生。本当に申し訳ございません。私は医療ヲタです。
聞きかじりの素人知識を振り回して、主治医の言うことをきかない、
お医者さんにテッテー的に嫌われるタイプの患者です。
ごめんなさいごめんなさい<m(__)m>。

でも、結果については自分の責任だと自覚してます。
決して、主治医より『MのMんた』を信じている、というわけではなく、
私なりに、自分で調べ自分で考えているのです。
ありとあらゆる患者さんの、様々な疾患を治療なさる先生より、
自分の筋腫ひとつに集中していられる私は、
あれこれといつまでも調べていられるほど暇なのです。

たとえ悪くなっても、先生のことは決して責めません。
私は、健康を維持するのも、敢えて治療せずに増悪させるのも、
いずれも、自分の判断で選択したいと思っているだけです。
その判断材料と選択肢を得たいがために、
とりあえず今後も検査だけは受けに来たい、
でも提案された治療を必ず受けいれるかどうかはわかりません、
・・・というのは、やっぱり不遜ですかorz

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