元町の夕暮れ ~万年筆店店主のブログ~

Pen and message.店主吉宗史博の日常のこと。思ったことなど。

集中できる環境を整える

2009-02-10 | 万年筆
有り難くも原稿の依頼を受け、大まかな構想を期日ぎりぎりにメールで送り、本文を書く段階になって、断片的に書きたいことは浮かびますが、なかなかまとまらないという思いをしました。
原因は集中できていないことだと分かっていますので、何とか集中できる環境を作りたいと思いました。
夜、一人の時間はありますが、頭の活動が冴えていません。
朝、何にも邪魔されずに文章を書く時間を持ちたいと思いました。
一番集中できる場所はどこかと考え、思い付いたのはデュオ神戸の中のカフェ。陶芸家の浅野庄司さんと何度も打ち合わせをした場所でした。
人の出入りも多く、少し賑やかですが、必ず席が空いていて、知り合いに合う確率が低いと思いました。
あるイラストレーターさんが、文章などを書くときは知り合いのいない、馴染みのない喫茶店などで書くと言っていましたが、その気持ちはすごく分かります。
喧騒の中でも、他人しか周りにいなければ一人になることができます。
それまで断片的に書いたものをまとめながら、ひとつのまとまった文章にしていく。
仕事は思った以上にはかどり、今までかけた時間は何だったのかと思いました。
本当に集中することができましたが、ここまでしないと集中することができない自分に少しがっかりしましたが、何となくコツをつかみました。
まだ何度かしなければいけません。

4 コメント

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静かすぎると (pretty-punchan)
2009-02-10 08:01:25
私の場合、喫茶店やカフェの座り心地が大変気になります。それから隣の客席との距離が近すぎると駄目です。それから静かすぎると脳内に巣食う煩悩が蠢き出して思考があらぬ方向へ彷徨いだします。自分なりに集中出来る場所を探してみると意外にも電車の中でした。出来れば阪急電車の特急。適度に静かです。意外と平日の昼下がりのJR神戸線の普通電車も。ポイントは連れ立って乗ってくるオバサンがいないこと。ただ、電車では原稿を書くには適していませんが…。
気分の問題 (たがみ たけし)
2009-02-10 10:12:14
気分が乗ったときのみ集中出来る体質だと思います!気分がノッたら雑踏の中であろうと海の底であろうと行けると思いますね!しかし集中力が持続しないのが問題ですね(笑)!
Unknown (たかくん)
2009-02-10 21:48:24
京都の場合、集中するために通う喫茶店が多くあります。有名なのは、イノダ本店、
京都大学前の進々堂、木屋町のソワレ、等々、お茶のお店もあります。
最近は、新幹線の揺れが気になるので、移動中の原稿書きが難しいです。
集中できる環境 (peandmessage.)
2009-02-12 00:06:58
皆様
ありがとうございます。
歳をとるごとに集中することに意識が必要になっていて、その持続時間が短くなっています。せっかく掴みかけたヒントというか答えのようなものが頭の中でどこかに行ってしまったりします。
電車の中は原稿書きよりも、読書に最適な場所として使えますね。