元町の夕暮れ ~万年筆店店主のブログ~

Pen and message.店主吉宗史博の日常のこと。思ったことなど。

集中できる環境を整える

2009-02-10 | 万年筆
有り難くも原稿の依頼を受け、大まかな構想を期日ぎりぎりにメールで送り、本文を書く段階になって、断片的に書きたいことは浮かびますが、なかなかまとまらないという思いをしました。
原因は集中できていないことだと分かっていますので、何とか集中できる環境を作りたいと思いました。
夜、一人の時間はありますが、頭の活動が冴えていません。
朝、何にも邪魔されずに文章を書く時間を持ちたいと思いました。
一番集中できる場所はどこかと考え、思い付いたのはデュオ神戸の中のカフェ。陶芸家の浅野庄司さんと何度も打ち合わせをした場所でした。
人の出入りも多く、少し賑やかですが、必ず席が空いていて、知り合いに合う確率が低いと思いました。
あるイラストレーターさんが、文章などを書くときは知り合いのいない、馴染みのない喫茶店などで書くと言っていましたが、その気持ちはすごく分かります。
喧騒の中でも、他人しか周りにいなければ一人になることができます。
それまで断片的に書いたものをまとめながら、ひとつのまとまった文章にしていく。
仕事は思った以上にはかどり、今までかけた時間は何だったのかと思いました。
本当に集中することができましたが、ここまでしないと集中することができない自分に少しがっかりしましたが、何となくコツをつかみました。
まだ何度かしなければいけません。